Gijika.comのメンバー
サイト組織
- 【統括管理】
- 山本輝太郎(金沢星稜大学講師)
- 【構築・管理・デザイン】
- 楊瑞卿(明治大学情報コミュニケーション研究科博士後期課程)
- 井上玲希(明治大学情報コミュニケーション学部)
- 小野祐二(株式会社 JTプランニング)
- 【顧問】
- 石川幹人(明治大学教授)
- 【分担・協力研究者(50音順)】
- 今村哲也(明治大学教授)
- 長田恭一(明治大学教授)
- 菊池聡(信州大学教授)
- 後藤晶(明治大学准教授)
- 佐藤広英(信州大学准教授)
- 左巻健男(元法政大学教授)
- 蛭川立(明治大学准教授)
- 眞嶋良全(北星学園大学教授)
- 水本正晴(北陸先端科学技術大学院大学准教授)
- 吉川厚(立教大学特任教授)
- 【相談役】
- 瀬戸章雅(弁護士)
- 【制作・協力】
- 明治大学科学リテラシー研究所
- 株式会社JTプランニング
- 高瀬みさ
- 謎水
研究実績(一部)
[研究者名]山本輝太郎・佐藤広英・菊池聡 -2019-
[助成金名称]JSPS科研費17H01984
[媒 体]『日本科学教育学会年会論文集』、vol.43、pp.501-502
- [要 旨]
- 我々の開発した疑似科学的言説に対するオンライン教育プラットフォームの概要、および当該サイト内に実装している教材コンテンツについて、科学リテラシー教育上の意義を踏まえて解説した。また、当該教材を活用した大学生への試験的な実践事例を報告した。
- 日本科学教育学会ニュースレターNo.245
[研究者名]山本輝太郎・石川幹人・菊池聡 -2018-
[助成金名称]JSPS科研費17H01984
[媒 体]『日本科学教育学会年会論文集』、vol.42、pp.341-342
- [要 旨]
- 疑似科学に関するオンライン上での議論を手がかりとして、それらの中で「誤った論法=誤謬」がどのように見られるかについて分析した。分析の結果、オンライン上のコメントでは意味の曖昧さや多義性につけ込み、受け手(閲覧者)に対して先入観を与えるタイプの誤謬が多く見られた。
- 日本科学教育学会年会論文集
[研究者名]山本輝太郎・石川幹人 -2018-
[助成金名称]JSPS科研費17H01984
[媒 体]『日本科学教育学会研究会研究報告』、Vol.32、No.6、pp.5-8
- [要 旨]
- 筆者らが構築・運営している「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」におけるコメントを事例とし、科学が関与する議論においてどのような誤謬がみられるかについて分析した。結果、議論を閲覧する第三者に向けて自身の主張の正当性を演出するような誤謬が多くみられた。
- 日本科学教育学会研究会研究報告
[研究者名]眞嶋良全(Majima, Y.) -2019-
[助成金名称]JSPS科研費17H01984
[媒 体]Adapting Human Thinking and Moral Reasoning in Contemporary Society. pp. 116-131
[研究者名]山本輝太郎・石川幹人 -2019-
[助成金名称]JSPS科研費17K18673
[媒 体]『科学教育研究』、Vol.43、No.4、pp.373-384
- [要 旨]
- 本研究では遺伝子組換えに対する先入観がゲノム編集に対して感じるベネフィット/リスク評価にどのように影響するかを分析した。両者の関係性について、教示情報の異なる教材を作成し、学習者のゲノム編集に対する評価を測定した。結果、遺伝子組換え技術に対して否定的な群では「遺伝子組換え技術とゲノム編集は異なる」などと教示しないと学習効果が得られず、遺伝子組換え技術への先入観の影響が示された。
- J-stage
[研究者名]山本輝太郎・石川幹人 -2019-
[助成金名称]JSPS科研費17K18673
[媒 体]『消費者教育』、Vol.39、pp.43-53
- [要 旨]
- 本研究では疑似科学的言説に対する一般消費者の科学リテラシー向上を目的としたオンライン教材を開発し、クラウドソーシングを用いたランダム化比較対照試験による効果検証を行った。「概念説明のみ」群と比較して「概念説明+開発教材」群のほうが統計的に有意に理解度が高かった。最大で0.54の効果量(Hedges g)が得られ、オンライン教材としての一定の有効性が示唆された。
- CiNii
[研究者名]山本輝太郎・石川幹人 -2018-
[助成金名称]JSPS科研費17K18673
[媒 体]『日本科学教育学会研究会研究報告』、Vol.33、No.3、pp.5-8
- [要 旨]
- 「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」の知見に基づき開発した「科学の考え方」を学ぶ授業書の概要とその予備的実践および今後予定している本格実験の計画について報告した。授業書とは、科学に関する基礎的な概念を学習するために提案された授業方法の一形式である。予備実践では,参加者の科学に対する意識変容がみられ,相応の手ごたえが得られた。
- 日本科学教育学会研究会研究報告
[研究者名]山本輝太郎・石川幹人 -2019-
[助成金名称]JSPS科研費17K18673
[媒 体]『情報コミュニケーション学会第16回全国大会発表論文集』、pp.94-97
- [要 旨]
- クラウドソーシングは、不特定の人に対して業務を外部委託するという意味から成る造語であり、近年、海外を中心に学術研究ツールとして注目を集めている。本報告では、クラウドソーシングを用いた研究手法の概要を紹介しつつ、介入実験ツールとしてのクラウドソーシングの適用範囲や限界について、健康食品広告に対する情報リテラシー向上を目的とした教材の効果検証を事例として検討した。
- 情報コミュニケーション学会
【その他】
■Mercier, H., Majima, Y., & Milton, H. (2018) Willingness to transmit and the spread of pseudoscientific beliefs. Applied Cognitive Psychology, 32, 499–505. doi: 10.1002/acp.3413
■大学ジャーナル「疑似科学に関するオンラインサイト、明治大学などが開発」 https://univ-journal.jp/24998/
■ほか(プレスリリースによる成果)