menu

健康食品

i001
りょうた
DHA・EPA
動脈硬化のリスク低減のため、医師に処方され「ブラビックス錠」を飲んでいた。
それに加え、EPA+DHAのサプリを飲み始めたところ鼻血が出始め止まらなくなった。調べたら、二重摂取は禁忌と云うことが分かった。
ここで、薬に頼るかサプリに頼るかの選択を迫られることとなった。医師に相談すれば「薬をやめるな。サプリをやめろ」と云われるに決まっているので、自己責任で選択せざるを得なくなった。
個人的には当然副作用の少ないEPA+DHAのサプリを選択したい。色々調べたが、このような現実的課題に回答するものはなかった。これは個人の条件の違い、責任回避も当然あるだろう。
そこでサプリの効果、用法によるデメッリット・注意点、作用機序など徹底的に研究した。その上で自己責任で究極の選択に結論を持った。今のところ効果と副作用を両にらみすれば、こと血小板抑制については、サプリが薬に劣るとは考えられない。それほどサプリの改善ぶりは目覚ましい。
勿論、万が一結果が悪ければ薬に戻すことはやぶさかでない。
i002
ポコ
DHA・EPA
エパデールか、ロトリガのどちらが適しているかわからず、教えてください 症状は、脳のMRIで、アミロイドらしき白色が年齢より、少し多く、加えて 期外収縮の不整脈があります HD/LDは、約1~1.5です。祖母、母が脳梗塞で亡くなっています。ロトリガは、不純物が入ってたり、LD値を上げる副作用がある、エパデールには、DHA が、入ってないしどちらが適しているかわからず、困ってます、ドクターもはっきりしなくて どうぞ教えてください よろしくお願いいたします.60才.女
ポコ様
ご投稿ありがとうございます。
ご質問ですが、エパデールとロトリガでは単純にどちらが「よい」とはいえないと思われます。今のところ、エパデールとロトリガの効果を比較した研究はないようです。月並みですが、ご自身の症状に合ったものを見つけるのがよいかと……(副作用の表れ方は個人によって異なりますし)。
コメントから察するに、たとえば問題が、医師とのコミュニケーション不足だとすれば、「セカンドオピニオン」を聞くのも一つの手段かもしれません。
i003
mim
DHA・EPA
>少なくとも「うつ病」において、EPA剤が処方されることは一般的ではない(22)。
この文献22はDSM-5ということですが、上記文はこれに依拠しているようです。
基本的なこととして、DSMは診断の書であり治療の書ではないです。
DSMに目を通したことがあればこの記述はおかしいのではと簡単に思い浮かびます。
DSM-5の何ページを参照すれば、うつ病の治療についての一般的な方法が書いてあるでしょうか?
詳細を求めます。
あとは以下の部分が、医学的な言及を行うにはあまりにも
古い書籍や『かつお節』などの一般書が混じっており、
人での研究が行われている領域において
現行の科学が反映されておらず、調査不足により記述が非科学的です。
>他に、アルツハイマー、アトピー性皮膚炎、うつ病などについて有用だとされる研究もあるものの、
>多くは主に動物実験によるものであり、
>再現性について高く評価できるほどのものではない(2)(11)(20)。
(2)鹿山光/編 『AA,EPA,DHA-高度不飽和脂肪酸』 恒星社厚生閣 1995年
(11)高田明和 『誰も知らないサプリメントの真実』 朝日新聞出版 2009年
(20)和田俊 『かつお節―その伝統からEPA・DHAまで―』 幸書房 1999年
ご投稿ありがとうございます。
>この文献22はDSM-5ということですが、上記文はこれに依拠しているようです。
基本的なこととして、DSMは診断の書であり治療の書ではないです。
DSMに目を通したことがあればこの記述はおかしいのではと簡単に思い浮かびます
>あとは以下の部分が、医学的な言及を行うにはあまりにも
古い書籍や『かつお節』などの一般書が混じっており、
人での研究が行われている領域において
現行の科学が反映されておらず、調査不足により記述が非科学的です。
――引用文献についてのご指摘ですね。確認の後、訂正いたします。ありがとうございます。
【追記】
ご指摘の内容を検討し、改訂しました。
まず、「アルツハイマー、アトピー性皮膚炎、うつ病などについて有用だとされる研究もあるものの、多くは主に動物実験によるものであり、再現性について高く評価できるほどのものではない(2)(11)(20)。」の一文は削除しました。再現性は(高)としており、この一文の必要性がないためです。
また、ご指摘のDSMですが、おっしゃる通り引用が間違っていました。改めて引用部分全体を見直します。ありがとうございます。
i004
とも
DHA・EPA
EPA・DHAのページを拝見させていただきました。
そこでご質問させていただきます。
記事内に
1:人体内で合成できない必須脂肪酸。DHAやEPAはその前駆体であるα-リノレン酸によって変換される。
と記載がありますが、
ここで人体内で合成出来ない必須脂肪酸は何を指しているのでしょうか?
・EPA・DHAが人体内で合成出来ない必須脂肪酸。
・多価不飽和脂肪酸が人体内で合成出来ない必須脂肪酸。
どちらに該当した記載なのでしょうか?
αリノレン酸から合成しEPA・EPAが生成する為に
『EPA・DHAが体内で作ることが出来ない栄養素』
こちらの表現は間違いなのでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
>αリノレン酸から合成しEPA・EPAが生成する為に
『EPA・DHAが体内で作ることが出来ない栄養素』
こちらの表現は間違いなのでしょうか?
――ご指摘の通りですね。単純に「対応する酵素がないためオメガ3脂肪酸は生合成できない」という意味で用いていましたがやや不精確でした(前の部分のご指摘については「多価不飽和脂肪酸が人体内で合成出来ない」のほうになります)。当該箇所を削除させていただきます。
i005
なす
DHA・EPA
お伺いしたいのですが…
オメガ6とオメガ3の比率についての文献として、厚生労働省の資料があげられていますが、厚生労働省の資料から、見つけ出すことが出来ないため、具体的にどこに載っているのか御教授下さいますか?
ご投稿ありがとうございます。オンライン上ですと、旧厚生省サイトの議事録にて記載されています。下記のリンクをご参照ください。
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.html
i006
松倉正紀
DHA・EPA
誤字訂正|社会への応用性
④費用対効果……たとえば、まぐろには70gあたりDHA/201mg、EPA/90【mg】が含まれているが
ご指摘ありがとうございます。
g⇒mgに訂正いたします。
i007
タム
DHA・EPA
がん細胞増殖を抑制するためDHA・EPAの消炎効果を模索しています。現時点でDHAとEPAの消炎効果の差は如何様に認められるでしょうか。
ご投稿ありがとうございます。
DHA・EPAの抗がん作用については、細胞レベル、マウスレベルでの研究はあるものの、実際の臨床応用には至っていないようです。
参考↓
溝口公士、竹山廣光「がんとEPA」日本静脈経腸栄養学会雑誌30(4):941-946:2015
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspen/30/4/30_941/_pdf
i008
ペン
DHA・EPA
オックスフォード大学での過去最大級の研究でオメガ3のサプリにはなんの効果もないと言う結論が出てるようですがどうなんでしょうか?https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29387889魚が体に良いと言うのは他の研究などでも確実なようですが。
あとブルーベリーエキスに関して眼に良いと言うのは根拠がないと言うのはわかるのですがブルーベリーの効果に対する論文などは他のものに比べて圧倒的に多いと思うのですが眼以外への効果も否定的なのでしょうか?
そこは否定しないのであればブルーベリーエキスの項目の記述は不十分で逆に誤解を招くような気もしますが。オメガ3とは違ってブルーベリーの場合はブルーベリーエキスとして研究で使われ効果があると言う論文も多いですし。
もちろん眼以外への効果についても研究の質が低いと判断しての事なら何の問題もないと思いますが。
ご投稿ありがとうございます。
たいへん鋭いご指摘です。冠動脈性心疾患による死亡率に有意な差がなかったというメタ分析研究ですね。最新の研究です。改めて調査ののち、評定内容改訂のために役立てさせていただきます。ありがとうございます。
なお、ブルーベリーについてですが、現状の評定では眼以外への効果は全くカヴァーしておりませんので、そのような前提でお読みいただければと思います。眼以外への効果の研究を調査するかどうかについては、前向きに検討させていただきます。
i009
hama
DHA・EPA
特別養護老人ホームで管理栄養士をしています。
有意差検定は行っておりませんが、魚が嫌いで召し上がらない方は脳梗塞に罹患されている事が多く、DHAやEPAが有益なのであろうと感じています。
ご投稿ありがとうございます。
i010
素朴に疑問
βカロテン
「バランスのとれた食事」のバランスは、日本の厚生労働省の示すバランスですか?
いまだ科学されていない、「真のバランス」がありそう気がします。
ご指摘の通り、サプリメント等に関しては特に「バランス」についてを注視する必要がありますね。
サプリメントのほとんどは、少なくとも医学的には「健康」な人を対象にしているのでなおさらかと思います。
i011
暗所
βカロテン
私は、βカロテンが「健康増進」と言うほど様々な効果があるとは思っていませんが、夜目が効くようになるかなと思ってβカロテンを積極的に摂取しています。サプリメントではなくニンジンやカボチャでです。
βカロテンは、暗い場所での視力(解像度ではなく感度の方)の向上には役立ちますか?
「夜目」はビタミンA欠乏症の症状の一つですので、βカロテンのビタミンAとしての働きとして「意味」はあるかと思います。
ただし、あくまで「ビタミンA欠乏症」の症状が「夜目」ですので、普通にビタミンAを摂取するほうが効率的でしょう。
i012
sora
βカロテン
 β-カロテンを過剰に摂取しても体内のビタミンAga不足している時だけ使用(ビタミンAとして)され、残りは代謝されてしまうと思っていたのですが、最近βーカロテンを過剰に摂取していた人の方が短命(病気へのリスクが高かった)というデータを見ました。
 抗酸化作用のあるもの(食品やサプリメント原料)全般的に考えられていることは、抗酸化=体を錆びさせない(活性酸素を除去することによって細胞の炎症を予防したり、老化をゆっくりにする)ですが、本当にそうなのだろうか?と不安になっています。
ブルーベリー(ビルベリー)、アスタキサンチン、ビタミンE、カテキンなども本当に安心なのものかのだろうか?と。
NHKスペシャル取材班「人体」ミクロの大冒険という本を読んでいて、脳機能を向上させたり、長生きのために必要だと思われる物質を投与した実験では、途中まで素晴らしい結果をもたらしても、急に失速し、結果として人為的な操作をしない方がよかったという結論になることが記載されておりました。
 通常の食事では補えず、老化と共に減少するものをサプリなどから摂取使用とするのは健康的な死「ピンピンころり!」を実現するためには必要だと思っていたのですが、体内に過剰にあることが、逆効果になってしまうのであれば、本末転倒なような気がしてしまします。本当に人にとって安心して摂取できるもの。食事で補えきれないものの摂取の仕方をおしえていただけないかなと思っています。
宜しくお願いいたします。
ご投稿ありがとうございます。
ご意見、おっしゃる通りと思います。
どのような成分も、やはり過不足ない接種においてのみ、その効果が実践されるのかと考えます。
一般に、ビタミン不足などは謳われていますが、実際のところどうなのでしょうね。また、本ページ内「DHA・EPA」でも述べていますが、「血液サラサラ」など「きちんと実感できる効果」も場合によりけりですし……。
そもそも、こうしてあれこれ思いを巡らすことそれ自体が結構な労力ですので、あまり深く考えないことも時には必要かもしれません。
i013
筋トレオタ
βカロテン
サプリメントの記事、どれも興味深く読ませていただきました。
私は老化に抗うためにウエイトトレーニングをしながら色んなサプリメントを摂取している50直前の筋トレオタです。
βカロテンの摂取で喫煙者の肺がん罹患率が上昇したというデータと下記サイトの情報と関係がありそうですねえ・・・
http://www.afpbb.com/articles/-/3063273
私もNACをはじめアンチエイジングのため数種類の抗酸化サプリを摂っております。
まだはっきりとしたデータがあるわけではないですが作用機序をもっと詳しく調べて取捨選択し直さないといけなさそうですね。
ご投稿ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
実際に「因果関係」があるのかどうかをいろいろな角度から精査する必要がありそうです。
i014
9K
βカロテン
結構な人が誤解してますけど、栄養素を多く摂取しても血中濃度は概ね一定に保たれるから、不足していない人が摂っても無意味なんですよね。
お父さんが出世して給料が増えたからって、貯金したり散財されるだけでお父さんのお小遣いは変わらないようなもんで。
ビタミンAが十分にある時はβ-カロテンからビタミンAへの代謝が止まって、ビタミンAの過剰症にはならないとはいえ
β-カロテン自体も脂溶性で体内に蓄積するのだから、過剰症があっても何ら不思議ではないと思います。
一般に過剰症はないと言われていますが、喫煙との相互作用等までバッチリ調べられている訳ではないですし
単なる脂肪や糖分ですら、溜まりすぎれば腎不全やら失明やら心筋梗塞やらの原因になるくらいですから。
上記とは無関係ですが、暗所さんへの回答について。
「夜目(夜に物を視ること。夜目がきく=暗所でも物がよく見える)」と「鳥目(夜盲症)」を混同されているように思います。
それに、暗所さんが人並みに夜目がきく上でさらに能力向上を求めていたのならビタミンAは無意味だと思いますし
夜目がきかないとしても、老人性縮瞳や先天的な夜盲症などビタミンAと無関係な可能性の方が高いのではないかと。
なるほど。ご投稿、ならびに有益な情報提供ありがとうございます。
i015
Genesis
βカロテン
過去の万人平均型の統計データはあまり意義がなくなりつつあると思います。
cis,trans型βカロチンの論議もあるでしょうが
今日ならばどの様な遺伝子群を持つ人に有効に作用するのか、もしくは無意味、または有害かとの評価を遺伝子レベルで分類評価する方が当を得ているのではないでしょうか。
>今日ならばどの様な遺伝子群を持つ人に有効に作用するのか、もしくは無意味、または有害かとの評価を遺伝子レベルで分類評価する方が当を得ているのではないでしょうか。
――究極的にいえばおっしゃる通りですね。ただ、ぱっと思いつく疑問として、そこまで細分化できる根拠のあるデータを収集できるか、費用対効果は見合っているか、そもそも効果を実感できるレベルでの差異があるのか、などが浮かびます。素人的な考えかもしれませんが、どうなのでしょうか。
i016
tokuno
グルコサミン
「理論の論理性」の中でグルコサミンはブドウ糖の一種との表現がありますが、正確にはブドウ糖の誘導体ではないでしょうか。それともこの項の中ではブドウ糖とはグルコースのことでなく、グルコースの誘導体全般を指す語として使用しているのでしょうか。
tokuno様
ご指摘の通りです。正確にはブドウ糖の誘導体、あるいはグルコースの一部(ヒドロキシキル基)がアミノ基に置換したアミノ糖ですね。
文脈上、簡単な表現としたつもりでしたが語弊があり、ミスリードの元でした。
「ブドウ糖の誘導体」という表現に訂正いたします。
ありがとうございます。
i017
山形方人
グルコサミン
グルコサミン塩酸塩というのは、グルコサミンのアミノ基のカウンターイオンが塩酸イオンになっている塩であると思います。グルコサミンは化学形が完全に定義できる物質です。
一方、日本では「グルコサミン硫酸(塩)」という名称のものがサプリメントとして市販されているようです。これは、一体、どういうものなのでしょうか。多くのウェッブサイトの記述を見ていると、動物材料から抽出したコンドロイチン硫酸などのグリコサミノグリカンの加水分解でできたものであり、この場合は、糖鎖に共有結合した硫酸基を指しているのだと思います。硫酸基のカウンターイオンはNa+などになると思います。そもそも生体物質でグルコサミンに硫酸基が付いている分子種はそれほど多くはないのではないかと思います。主要なグリコサミノグリカンであるコンドロイチン硫酸の場合は、グルコサミンではなくて、ガラクトサミンです。
つまり、化学形が全く異なるものを混同している。更には、塩酸塩と硫酸塩で違う効果があるなどという記述さえみかける。何か、化学の基礎知識が欠損しているという感じです。そのサプリメントとしての効果については、私は関心がありませんが、薬剤師のような化学的な知識がある専門職でも、「化学」の基本が十分理解されていないのが現状であるというところに、大きな問題を感じます。
このウェッブサイトでは、こういう科学的な定義や理解の問題も、もう少し詳しく取り上げていただくと、分析や指摘の信頼性が向上すると思います。
i018
あんち
グルコサミン
 民放BSを見ていると、低質なサプリCMが流されていて、気分さえ悪くなりますが、ここのサイトで勉強させていただきました。
 過去同じ質問があるかもしれませんが、グルコサミンもコンドロイチンも大手製薬メーカーから医薬品として発売されています。トクホでさえなんならかの臨床データでの効果確認をしていると聞きます。疑似科学とおっしゃるこの成分でなぜ医薬品として堂々と大手製薬メーカーが売っているのでしょうか。
 あるサイトでは、売り方は詐欺まがいで悪いが、何らかの効果があるので医薬品になっているという記述もありますが。
 医薬品承認のルートに何らかの抜け道・欠陥があるのでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
医薬品に関しては、「ネーミング」という意味において、消費者を誤認させるような表記が目立ちますね。
医薬品の「有効成分」として認可されている成分は実はグルコサミンやコンドロイチンではなく、しかし、それを連想させるようなキャッチコピーで売られているのが実態かと……。
どの成分が医薬品としての有効成分なのかをもっと明瞭な形で掲示する、あるいは医薬品における「表現の自由」をもう少し規制する、などの対策が必要かもしれませんね。
i019
atsuo
グルコサミン
科学性評定サイトとあるのに科学的根拠がほとんど書かれてないのが残念です。
これでは通販サイトと大差がありません。
肯定・否定するのであれば、科学的根拠があるのか判断するため、出典を付けて頂けないでしょうか?
例えば、グルコサミンはそのまま消化吸収することは常識です。
グルコサミンがグルコサミンのまま消化吸収されない科学的根拠はなんですか?
その他、ページ内の大半に疑問があります。
肯定・否定評価した物すべてに出典を付けて下さい。
その際、科学的根拠が不確かな書籍やHPなど学術論文以外の物を根拠にするのは止めて頂きたいと思います。
ご投稿ありがとうございます。
はい。「吸収性の悪い」という表現は誤ってますね(弁解させていただくと、ここでは「消化・吸収」の吸収という意味ではなく、直接注射すればあるいは、という意図ですが)。訂正します。
「論理性」などで述べたのは、グルコサミンが、「関節等の体内の不足部位にただちに配分される」と標榜されていることに疑問がある、との趣旨です。誤解を招くような表現でしたら再度改訂します。
そのほかのご指摘については、具体的におっしゃっていただければ対応も容易かと思います。また、いただいたご意見は反省的に受け止めます。
i020
情報提供者
グルコサミン
swc11さんの質問に対しての回答
海外でのグルコサミンの扱いは、一部の国で医薬品になっている他、多くの国でサプリメントとして摂取されています。
効果については賛否両論あるものの、長年、世界中で年間数1,000トン、日本国内では1,000~1,500トンのグルコサミンがサプリメントとして流通しているのは事実です。
i021
情報提供者
グルコサミン
山形方人さんへの回答
日本で販売されているグルコサミン硫酸塩はアメリカなどから個人輸入で販売しているケースで、一般的に日本のメーカーから販売されているのはグルコサミン塩酸塩です。
尚、アメリカなどで販売されているグルコサミン硫酸塩は、グルコサミン塩酸塩と硫酸カリウムの混合物で、グリコサミノグリカンの分解物ではございません。
(硫酸塩と言っていますが、実は違うのです)
i022
情報提供者
グルコサミン
あんちさんへの回答
日本国内ではグルコサミンはコンドロイチン硫酸ナトリウム配合のOTCに医薬品添加物として配合されている事があります。
コンドロイチン硫酸ナトリウムをOTCにする事や、グルコサミンを医薬品添加物として使用する事は認められていますので、何ら問題はありません。
i023
情報提供者
グルコサミン
「理論の論理性」について情報提供させて頂きます。
大筋では合っていると思いますが、以下2点について、補足情報を提供しますので、正しい情報に修正した方がいいのではないでしょうか。
①グルコサミンは摂取後、速やかに消化吸収されて広く体内に分布します。グルコサミンは糖類なので多くがエネルギーとして使用されると考えられますが、体内の様々な組織に分布する事もわかっています。
(Pharmatherapeutica, (1984), 3, 538-550.やArzneim.-Forsch/Drug Res. 36(I), Nr.4, 729-735 (1986)やArzneim.-Forsch/Drug Res. 43(II), Nr.10, 1109-1113 (1993)などを参考にしてみては如何でしょうか)
②理論の論理性を検証するのに、食事から十分摂取できるグルコースと、サプリメント以外ではほとんど摂取できないグルコサミンの摂取を比較する事に意味は無いと思います。そもそも、グルコサミンは栄養成分としての働きもありますが、変形性膝関節症に対しては、摂取開始後短期間で膝の疼痛を改善するのは抗炎症効果からと考えられており、グルコースと比較しても仕方ありません。
(Clinical and Experimental Rheumatology 2004; 22: 293-299やJornal of Leukocyte Biology Vol.71, April 2002, 632-640などを参考にしては如何でしょうか)
また、少量摂取でも長期摂取をする事で、関節腔の減少が抑えられたり、人工関節への置換手術のリスクが下がる事も示唆されている事から、長期摂取では栄養成分としての効果もあると考えられ、少量摂取でも効果が期待される事が示唆されます。
(The Lancet: 357, Jan 27, 2007, 251-256やAnn Rheum Dis. 2015 May;74(5):851-8. やArthritis Care Res (Hoboken). 2016 Feb 16. doi: 10.などを参考にしてみては如何でしょうか)
ご投稿ありがとうございます。
なるほど。ご指摘ありがとうございます。
有益な情報提供に感謝いたします。
文献等確認ののち、修正・改訂いたします。
しばらくお待ちください。
i024
情報提供者
グルコサミン
「理論の体系性」についての情報提供をさせて頂きます。
①軟骨などのグリコサミノグリカンはグルコースとグルタミンからグルコサミンが合成され、その後誘導体を経てグルクロン酸やグルクロン酸誘導体と結合してグリコサミノグリカンへ合成されますし、細胞培養によりグルコサミンからグリコサミノグリカンの合成が確認できているので、分子生物学的視点から逸脱しているとまでは言えないのではないでしょうか。(Inflamm. Res., 56, 432-438(2007)やInternational Journal of Molecular Medicine 27: 821-827, 2011などを参考にされては如何でしょうか)
②また、グルコサミンは消化吸収される時は、分解などを受けずに、グルコサミンのまま(正確にはグルコサミンイオンの形で)血中に移行しますので、「グルコサミンを大量に摂取したからといってそれがそのまま体内でグルコサミンとして生成されると考えるのはあまりに楽観的で希望的観測に過ぎない。」というのは誤りではないでしょうか。
前章の「理論の論理性」でも情報提供をさせて頂きましたが、グルコサミンの効果は短期的には抗炎症効果による疼痛の改善が示唆されており、栄養成分としては少量摂取での長期摂取のデータから軟骨の減少抑制についての有効性が示唆されています。
ご投稿ありがとうございます。
①、②について、修正いたします。
「はじめのグルコサミン」が機能性表示食品として受理されたようですね。ただ、そこで臨床試験として採用された文献も、比較的小規模なものであったり、有意差がなかったり(有意傾向ではあった)と信頼性において少々疑問が残ると考えます。
ヒトでの大規模な臨床試験(RCTなど)がもっとあれば、あるいは、変形性膝関節症など、特定疾患への薬理効果が認められれば、評定も大幅に修正する用意もあるのですが……。
また、グルコサミンが「医薬品添加物」として用いられていることと、それが「有効成分」であるかどうかは”意味が違う”かと考えます(あんちさんへの回答における)。
i025
情報提供者
グルコサミン
「理論の普遍性」について意見させて頂きます。
このHPにおける「信頼できる研究」が何を指すのか基準がわかりませんが、恐らく著者の方が「信頼できる」と認めると思われる研究の中では、NIHが行った臨床試験GAITにおいて、プラセボの改善率が非常に高い中(全体で60.1%改善)、グルコサミン+コンドロイチンは中度~重度の患者においてWOMAC indexでプラセボと比べて有意差が出るのはご存知でしょうか。有意差は無い物の、中度~重度の患者においてグルコサミン単独でもプラセボより約10%高い改善率(65.7%)です。今後、症状における効果範囲についての研究を期待したいところですが、現時点では効果あり・効果なし様々な論文が出ており、効果範囲を限定できるような有効な情報はないのではないでしょうか。
GAITについて補足ですが、GAITを例にグルコサミンに効果が無いと主張する方を多く見かけます。前述のようにGAITではプラセボの改善率が60.1%と非常に高い事が論文として問題がありますが、グルコサミン単独、コンドロイチン単独の両群ともプラセボよりも改善率は高いです。有意差が出ないのは、プラセボ群の異常値のせいだと考えられます。
ご投稿ありがとうございます。
コメントの中で一点、「プラセボ群の異常値」という言葉が出てきますが、これはどういう意味なのでしょうか。
i026
情報提供者
グルコサミン
2016/05/31 17:10:03の管理者様のコメントに対するコメントです。
機能性表示食品の届出に使用されている論文を拝見しましたが、健常者の代謝マーカーを見ている論文なので、変形性膝関節症の改善とは直接関係ない論文ですね。元々、機能性表示食品の制度では、採用論文に病気の人を対象にする事ができませんので当たり前ですよね。このページではグルコサミンの変形性膝関節症に対する効果ついて議論しており、論点が違う事をここで議論するのはあまり意味のない事ではないでしょうか。
「ヒトでの大規模な臨床試験(RCTなど)がもっとあれば」と仰いますが、それは大いに期待したいです。ただ、その費用は誰が出すのでしょうか?グルコサミンは比較的臨床試験が多い方ですし、食品であるグルコサミンに企業ではそこまで出資するメリットがありません。また、このHPの考えでは、企業がスポンサーになると信頼できない研究となるようなので、大学や国が費用を出す事になりますよね・・・。ただ、公的資金を投入しても、研究デザインをする人が肯定的なのか否定的なのかで、研究デザインも変わり、あまり意味がないと思いますけど。。。完全に中立な立場の組織が実施してくれるといいですね。
すいません、最後のくだりの仰りたい事がわかりません。OTCにおいて医薬品添加物は有効成分では無い事はご存知ですよね?
効果があろうがなかろうが、医薬品添加物として配合しているのであれば効果を言ってはいけないのです。
OTCでグルコサミンの有効性を主張している会社があるのであれば、それは薬機法違反となる可能性が高いので、それを言う会社はあまりいないのではないでしょうか?(過去に指導を受けた会社もあるようですよ)
>その費用は誰が出すのでしょうか?
>このHPの考えでは、企業がスポンサーになると信頼できない研究となるようなので
ーー文脈として、ある程度そのように読めることには同意しますが、ご自身でおっしゃられている通り
>食品であるグルコサミンに企業ではそこまで出資するメリットがありません
こういう問題は潜在化しているようには考えられないでしょうか?
最後の部分については、話に食い違いがあったようです。このコメントは同意ですが、だとすると、過去に「あんち」さんへの回答における「意味」とは矛盾するのではないでしょうか?
i027
情報提供者
グルコサミン
「データの再現性」について意見させて頂きます。
変形性膝関節症の臨床試験の方法は、主に「個人の感想」ですが、きちんとした機関や団体がその方法を定めた評価方法です。NIHのGAITで使われたWOMACや日本整形外科学会などが使うJKOMも同様にご指摘のあった「個人の感想」に当ると思います。これらのデータを信頼できないと言われるのであれば、論文を批判するのではなく、まずはその評価方法を設計した団体にクレームを入れてはいかがでしょうか。
また、全体的に出典の表示をして頂けないでしょうか。ここに書かれている内容で真偽が付かない箇所がございます。
i028
情報提供者
グルコサミン
「データの客観性」と「データ収集の理論的妥当性」についての要望を出させて頂きます。
記載されている情報の元になった出典を教えて頂けないでしょうか。
私が過去に読んだ論文に偏りがあるのかもしれませんが、グルコサミンの臨床試験は基本的に部位や症状、病名などを明確に示している物がほとんで、逆に明確にしていない臨床研究を見た事がないです。
たとえば、国立健康栄養研究所におけるグルコサミンの有効性について、少なくとも「変形性膝関節症」については肯定的であるとのレビューはほとんどないように見受けられます。
「妥当性」における文脈として、「研究」という語句があまりよくないようですね。「研究が言説化されたもの」という意図が伝わりにくいかもしれません。
i029
情報提供者
グルコサミン
「理論によるデータ予測性」について要望がございます。
塩酸塩と硫酸塩の作用機序が異なるデータに非常に興味があるので出典を教えて頂けないでしょうか。
FDAが否定的な見解を示されているとありますが、「FDAの見解」とされるリンク先の内容を見る限り、グルコサミンの変形性膝関節症の効果に対して否定的に書かれているようには見られませんが、何処をどう解釈してFDAが否定的としているのか詳しくお教え頂けますでしょうか。
「否定的」は(語句として)いいすぎかもしれませんね。ただ、肯定的ともとてもいえないようにも思います。
大まかには、「やや懐疑的」あるいは「玉虫色の見解である」と解釈できると思いますがいかがでしょうか。
i030
情報提供者
グルコサミン
「社会での公共性」についてご確認頂きたい事がございます。
信頼できる団体である国立健康・栄養研究所のグルコサミンページの総合評価を見る限り、「有効性が示唆されている」となっており、HPの記述と矛盾しておりますが、ご確認頂けますでしょうか。
FDAについては、出典がHPにある「FDAの見解」のリンク先なのであれば、こちらも有効性に関して否定しているように見えませんので確認頂けますでしょうか。
ご投稿ありがとうございます。
過去にご自身でおっしゃられていますが
>このページではグルコサミンの変形性膝関節症に対する効果ついて議論しており、論点が違う事をここで議論するのはあまり意味のない事ではないでしょうか。
とあります。これに従いますと、
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail24.html 国立健康栄養研究所の「総合評価」において、変形性膝関節症への有効性が示唆されているとは書かれていないようですがいかがでしょうか。
また、国立健康栄養研究所のレビューなどは「玉虫色」と解釈でき、その旨は本文中でも触れているかと思います。
これまでいただいたコメント全般において、全体として疑義を呈されているようにお見受けします。
書誌事項等を精密化すべきだとの意見はすでにほかの方からもいただいておりまして、反省的に受け止めておりますが、情報提供者さまにおいては、「評定自体」にご異論があるように思います。上の国立健康栄養所のコメントなど、少なからず誤解を生んでいる箇所があるようです。
ですので、よろしければ、改訂すべき個所とその草案をいただけないでしょうか。それによって改訂作業も捗りますし、また、議論すべき箇所も明確になると思います。
i031
情報提供者
グルコサミン
「議論の歴史性」へのコメントです。
日本国内では研究も流通も塩酸塩がほとんどで、誤解を生むような状況にはなっていないと思われます。それよりもグルコサミン誘導体のNアセチルグルコサミンを別物質であるグルコサミン塩酸塩と混同するような販売会社がいる事の方が問題があると思います。
i032
情報提供者
グルコサミン
「社会への応用性」へのコメントです。
前半の説明は正しい説明が分り易く説明されており素晴らしいですが、「しかし」以降の部分をもう少し丁寧に分り易く記載頂けないでしょうか?
現状の文章を読んでの私の感想としては「事実を逆手に取り「サプリメント」として広く流布されることを肯定しているかのような」とありますが、この項目に記載されているように、事実としてグルコサミンは医薬品ではなく食品である為、逆手に取らなくてもサプリメント(=食品)として流通するもので、別に問題ないのではないでしょうか。
宣伝戦略とそのせいでグルコサミンの知識を得る機会を逸するとしていますが、その因果関係をわかりやすく教えて頂けないでしょうか。宣伝戦略は商品を売る為の物であり、知識の提供とセットにすると薬機法に抵触する可能性が高い為、同時に行う事はなかなかできません。その為、サプリメントメーカーは如何に薬機法に抵触せずに訴求を顧客に伝えるかの工夫をしています。(サプリメント全体でみると薬機法に抵触して、効果効能を書いてしまっているのを多く見かけますが・・・)。
また、グルコサミンの知識を得る機会を逸するとありますが、このHPの方がそれに該当するように思います。科学的根拠をほとんど示さずに否定し、示したとしてもマイナス情報ばかりをピックアップしているため、情報の偏りが多く、グルコサミンについて正しい知識を得る機会を逸しています。こういったHPこそ、否定的な情報も肯定的な情報も全てオープンにする事が大事だと思います。
なるほど。そうした見方もあるかもしれませんね。
しかし、
>その為、サプリメントメーカーは如何に薬機法に抵触せずに訴求を顧客に伝えるかの工夫をしています
ーーまさにこの問題を指摘しているわけでして、現在の販売の実態を「工夫」という見方をするのには、少々疑問を覚えます。
i033
情報提供者
グルコサミン
(回答日時:2016/06/01 16:42:42)の回答に対するコメントです。
プラセボの異常値というのは、プラセボの改善率が明らかにおかしな数字だという事です。私の主観かもしれませんが、通常プラセボの改善率が60%もあれば、プラセボ効果以上の何かが起こっていると考えられませんか?
(回答日時:2016/06/01 16:55:08)の回答に対するコメントです。
> こういう問題は潜在化しているようには考えられないでしょうか?
そう考える事ができると思いますが、だから疑似科学だという結論に至るのとは違うと思います。
> 過去に「あんち」さんへの回答における「意味」とは矛盾するのではないでしょうか?
「あんち」さんはグルコサミンが配合されている医薬品について「医薬品承認のルートに何らかの抜け道・欠陥があるのでしょうか?」とのご質問でしたので、コンドロイチンを医薬品にする事、グルコサミンを医薬品添加物として配合する事はルール上問題が無い事をお教えしたにすぎませんので特に矛盾はないと思いますけど・・・。私の文章が下手過ぎて変な「意味」に捉えられてしまったのだったら申し訳ありません。
>私の主観かもしれませんが、通常プラセボの改善率が60%もあれば、プラセボ効果以上の何かが起こっていると考えられませんか?
ーーすみませんが、よく知らないのですが、グルコサミン研究においては、通常プラセボの改善率が60%以上あれば、「プラセボの異常値である」と考えるような、何か「総意」のようなものがあるのでしょうか?
>医薬品承認のルートに何らかの抜け道・欠陥があるのでしょうか?」とのご質問でしたので
ーーなるほど。理解しました。
i034
情報提供者
グルコサミン
(回答日時:2016/06/01 16:56:21)の回答に対するコメントです。
残念ながら、国立健康栄養研究所にある情報が全てではありません。情報源が偏っているから、このページの情報が偏ってしまっているのです。他人がまとめたページを鵜呑みにするのではなく、こういうHPを作るのであれば、ご自身でPubmed等で文献検索をして情報収集をした後、ページを作成しては如何でしょうか。
(回答日時:2016/06/01 16:56:39)の回答に対するコメントです。
リンク先のFDAのページを確認するよう要望しましたが読んでおられますか?ざっくり読んだ感じですと、このページはグルコサミンの効果について、肯定や否定しているページではなく、Rotta社がFDAに変形性膝関節症などのリスク低減表示について許可申請をして、それに対してFDAが提出された情報では科学的根拠が薄いので許可できないという内容ではないでしょうか?(ゆっくり読む暇がなかったので、間違ってたらすいません)
そもそもアメリカではグルコサミンが膝関節向けのサプリメントとして日本よりも堂々と売られているのはご存知ですか?
>残念ながら、国立健康栄養研究所にある情報が全てではありません
ーー??論点がズレているような気がするのですが……。
情報提供者さま:「データの客観性」と「データ収集の理論的妥当性」についての要望を出させて頂きます。
記載されている情報の元になった出典を教えて頂けないでしょうか。

たとえば、国立健康栄養研究所におけるグルコサミンの有効性について、少なくとも「変形性膝関節症」については肯定的であるとのレビューはほとんどないように見受けられます。

残念ながら、国立健康栄養研究所にある情報が全てではありません。情報源が偏っているから、このページの情報が偏ってしまっているのです。
こちらは、「出典を……」とのご意見に対する返答ですので、このレスポンスでは意味をなさないように思います。また、別のコメントにおいては、
>信頼できる団体である国立健康・栄養研究所のグルコサミンページの総合評価を見る限り、「有効性が示唆されている」となっており、HPの記述と矛盾しておりますが、
ーーともあり、これでは筋が通らないようにも思います。
>Rotta社がFDAに変形性膝関節症などのリスク低減表示について許可申請をして、それに対してFDAが提出された情報では科学的根拠が薄いので許可できないという内容ではないでしょうか?
ーーこれは、対象リンクのネーミングに問題がある、というご意見だという認識でよいでしょうか。確かに語弊がありますかね。改訂します。
i035
情報提供者
グルコサミン
(回答日時:2016/06/01 17:10:52)の回答に対するコメントです。
> 国立健康栄養研究所の「総合評価」において、変形性膝関節症への有効性が示唆されているとは書かれていないようですがいかがでしょうか。
以前の私のコメントを引合いに出し、上記のコメントをしている事から推測すると、もしかして回答者様は変形性膝関節症について理解せずに回答を書いておられますか?変形性膝関節症と骨関節炎の関係をちゃんと調べて頂けば、私が指摘している意味が分かると思います。
> 改訂すべき個所とその草案をいただけないでしょうか。それによって改訂作業も捗りますし、また、議論すべき箇所も明確になると思います。
ごめんなさい。サイト運営側ではないので、そこまでやってあげる義理はありません。情報提供した事を精査し、ご自身でちゃんと更新していきましょう。学生の内から楽をしようとしていたら、社会に出て通用しませんよ。いいサイトになるよう頑張って下さい。
>変形性膝関節症と骨関節炎の関係をちゃんと調べて頂けば、私が指摘している意味が分かると思います
ーーすみません。わかりません。「骨の炎症」あるいは「関節炎」という意味では括ることができるでしょうが、そういうことですか?というよりそもそも、「骨関節炎」では幅が広すぎ、何を指しているのかちょっとわかりにくいようにも見えますね。
また、国立健康栄養研究所における有効性の「総合評価」には、
(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
このような記載もあり、情報提供者さまのこれまでのコメントに見るような「有効性は示唆されている」ということを担保できるものでもないように思います。
>ごめんなさい。サイト運営側ではないので、そこまでやってあげる義理はありません。情報提供した事を精査し、ご自身でちゃんと更新していきましょう。学生の内から楽をしようとしていたら、社会に出て通用しませんよ。
ーーええ。まったくおっしゃる通りだと思います。
ただ、惜しむらくは、情報提供とされつつ、その実、議論においても「優位に立とうとされてしまった」ことでしょうか。
非常に参考になるご意見、ありがたく思っていますが、「情報提供」とされるならば、最後の言及は必要なかったのではないでしょうか。単に「暇がない」「義理がない」とのお返事だけで十分で、そのあとの私個人への言及(ととれるもの)が、かえって議論を誘発させてしまっているように思うのですが……。
出過ぎたことを言いましたが、ご自身の「立ち位置」は明確にされたほうがよいかと思います。
i036
MB
グルコサミン
有意義なサイトを構築されておられることに敬意を表します。生命現象は遺伝情報の発現に関する「セントラルドグマ」に則って展開します。この生命の摂理を常に意識されて今後も活動されることを願います。【タンパク質やブドウ糖などは消化吸収されたのちに身体全体に必要な各物質に再生成されるため、グルコサミンを大量に摂取したからといってそれがそのままヒト体内の「必要部位(疾患を抱えている部分)」に対して再生成されると考えるのは楽観的で希望的観測である】とありますが、一低分子化合物であるグルコサミンやブドウ糖と、遺伝情報によって作られる「情報高分子」であるタンパク質は同列に扱わない方がよいと思います。生物は、生きていくために必須の機能分子である莫大な種類のタンパク質を各遺伝子が指定する順番でアミノ酸を繋げることによって作ります。遺伝子の指令によって細胞の中で重要なタンパク質を作るのが生命の摂理であり、コラーゲンも「酵素(一般名詞としての酵素には意味がありませんが)」も経口摂取してもそのまま働くものではありません。それに比べて、グルコサミンは遺伝物質でも高分子物質でもありません。経口摂取の後、一部は代謝や分解されるでしょうが、原理的には、何らかの効果があっても不思議ではありません(実際にどうかは別問題で、あくまで原理の問題です)。この区別はとても大事だと思います。グルコサミンやブドウ糖に再生成という概念は持ち出さない方がよいと思います。因みに、タンパク質も「再生成」されるわけではありません、「自分の」タンパク質を新たに作るわけです(タンパク質と言う言葉自体にも意味がありません、どのタンパク質か(どの遺伝子の産物か)ということが重要です)。
i037
シャー
グルコサミン
>>軽度の変形性膝関節症の治療においてのみ有効性が示されているが、重篤な症状が改善したとの研究報告はない。
は論理的に納得できるのですが。
>>軽度の変形性膝関節症の治療においてのみ有効性が示されているが、予防効果はない。
は少々おかしくないでしょうか?
パンと手を打ち鳴らした瞬間に症状が始まるのならともかく、
症状の無い状態から軽度の状態へと移行する時期が必ず存在する以上、
・軽度の症状に効果あり&予防効果あり
もしくは、
・軽度の症状に効果なし&予防効果なし
このどちらかになるはずですが。
ご投稿ありがとうございます。
有益なご指摘ありがとうございます。そうですね。評定では「治療」と「予防」を分けた記述をしたつもりですが、逆にわかりにくくなってしまったかもしれません。言い訳ですが、国立健康栄養研究所の見解にあるように、グルコサミンについてはいろいろな結果が混在している状態なのです。
参考:
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail24.html
また、本サイトではグルコサミンについて現在追加調査中でありまして、近く大幅に評定内容を変更する予定ですので、ご意見は参考にさせていただきたいと思います。なお、まだ調査段階であるのですが、最も最近出版された信頼性の高いメタ分析研究では、グルコサミンによる治療効果(痛みの緩和)はないようですね。なので評定も、より強く「治療効果なし」「予防効果なし」との総評になる可能性があります。
参考:
Runhaar, et al. (2017). Subgroup analyses of the effectiveness of oral glucosamine for knee and hip osteoarthritis: a systematic review and individual patient data meta-analysis from the OA trial bank., Ann Rheum Dis., 76(11):1862-1869
i038
ジュウレンジャー
グルコサミン
グルコサミンを飲みすぎたら、
インスリンの働きが低下するそうです。
日本の糖尿病有病者と糖尿病予備群を合わせれば、
約2000万人ということを考慮すると、
飲用に注意が必要なサプリだと思いました。
【グルコサミン】
関節痛に効いたという医学的なデータは存在しない。
また、飲んでも膝の軟骨は再生しない。
※飲みすぎるとインスリンの働きを低下させるため
糖尿病患者は注意しなけれなばらない。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51559?page=6
糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1,000万人と推計。平成28年「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)2017年09月 http://www.dm-net.co.jp/calendar/chousa/population.php
いつもありがとうございます。
サプリメント摂取による健康被害はかなり深刻に思いますね。
皮肉なことですが。
i039
ねこ
コエンザイムQ10
還元型コエンザイムのサプリメント100mgを毎日一粒飲んでます。
たぶん、2年は飲んでいると思います。
飲むのは中止にしたほうがいいのでしょうか?
(ちなみに30代、健康状態は良好、特定疾患なしです)
ご投稿ありがとうございます。
日常的に100mgは、医薬品の規定値(30mg/日)からすると多いように思います。
目的によりますが、ご自身が「現在健康」であるならば、それほど積極的に摂取する必要はないかと……。
ただ、サプリメントを飲む「行為」がご自身の健康のバロメーターとして働いている考え方もありますので、そのあたりは体調と相談しながら、でしょうか苦笑。
i040
津軽さん
コエンザイムQ10
お役に立つかわかりませんが、横浜の野毛山動物園にいた高齢のラクダの最期、コエンザイムQ10で生き延びていたようです。なにか有用なデータがあるかもと思いご連絡まで。
ご投稿ありがとうございます。
調べてみます。
i041
kassy
コエンザイムQ10
順天堂越谷病院で臨床試験への参加を呼び掛けています。
http://www.juntendo-koshigaya.jp/clinic/neurology/q10.html
水素水を飲む群があるのは不思議ですが、以前水素水とパーキンソンでも募集をされていました。
http://www.juntendo-koshigaya.jp/clinic/neurology/poster02.html
2013年に臨床試験登録情報があり、2015年で試験継続中となっていますが、結果を見ることはできないのでしょうか?水素水の話題になりましたが、よろしくお願いします。
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000010386
ご投稿ありがとうございます。
i042
ひろき
コエンザイムQ10
質問です。
消化吸収についてである。食事(外部)から摂取されたコエンザイムQ10は小腸内で吸収されたのちリンパ管を経由して血液に流れるのだが、その吸収率が低いことが指摘されている(摂取した量の60%は吸収されずに排泄されるとの指摘がある(1)(2))
↑との説明についてですが、現在コエンザイムQ10には吸収型というコエンザイムQ10をシクロデキストリンによって包括することで吸収率を上げた製品が存在し、1つの実験においてはその有効性が確認されているようです。
健常男女24名を対象にした無作為クロスオーバー比較実験で通常のコエンザイムQ10と吸収型のコエンザイムQ10において大きな差が出ており、コエンザイムQ10は吸収率が低いというふうにはいえないのではないかと思いました。
以下が当該実験の詳細な手順などを記したURLなのですが
第54回 γシクロデキストリンによるコエンザイムQ10の生物学的利用能の向上|株式会社 シクロケムバイオ www.cyclochem.com/cyclochembio/research/054.html
こちらの実験手法などから総合して、コエンザイムQ10の吸収率について再度評価をしていただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご投稿ありがとうございます。
たいへん有益な情報提供だと思います。
まず、記載された文献のほうから調査してみます。
そののち、評定内容本文、あるいはこのコメントの回答欄に追記いたします。
i043
繊維筋痛症か
コエンザイムQ10
1.東京工科大学(東京都八王子市片倉町、学長:軽部征夫)応用生物学部の山本順寛教授らの研究チームは、「小児線維筋痛症」※1が、コエンザイムQ10※2の欠乏によって起こることを、横浜市立大学医学部小児科との共同研究で明らかにしました。という記事がある
2.コエンザイムQ10はの生合成される。途中まではコレステロールと同じ経路をたどっている。
3.スタチンやEPAはコレステロールやコエンザイムQ10の合成を阻害するとエパデールのエビデンスにある
4.糖尿病、ガンおよび、鬱血性心不全患者また、脂質降下医薬品を投与されている人々にコエンザイムQ10の血漿中の度の減少が観察されますよいう記事もある
よって、EPA製材を継続して使用する場合コエンザイムQ10も摂取しないと欠乏が起こる
現実、エパデールを1800mg/dayを1ヶ月続けたあたりから神経痛のような足の痛みが発生した
コエンザイムQ10の吸収率が悪いとして、エパデールを現状のままとした場合、どの程度の摂取が必要か
ご投稿ありがとうございます。
かなり専門的なコメントです。
エパデールの摂取量については個人差がかなりあると思われ、明確にはお答えしかねます。
i044
びィ
コエンザイムQ10
こんにちは。
コエンザイムQ10の経口摂取に対して以前から疑問に思っており、貴サイトに辿り着きました。
ミトコンドリア内の補酵素などは、ミトコンドリア外で作られる際に「ミトコンドリアに入るための鍵」みたいなものがくっついて作られます。その鍵が無いとミトコンドリア内に入れないはずです。
(詳しくは「ミトコンドリア 前駆体」で検索すると出てきます)
経口摂取したコエンザイムQ10にはそれがついていないのに、どうやってミトコンドリア内で仕事をするんでしょう?
還元剤として働きますだけだったらわかるのですが、
ミトコンドリアの働きを助けるとか出てくると、途端に怪しく感じます。
いかがでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
高度な質問です。
実際、「コエンザイムQ10に効果がある」としている研究でも、そこまで詳細な作用機序は書かれていないことが多いです。
>還元剤として働きますだけだったらわかるのですが、
ミトコンドリアの働きを助けるとか出てくると、途端に怪しく感じます。
――ご指摘の通り、経口摂取によるCoQ10が直接ミトコンドリア内で働くことは考えにくいですね。もともと体内で合成されたCoQ10の作用とごちゃまぜになって語られている面があるように思います。
i045
J
コエンザイムQ10
導入部分に関しましてご修正を依頼いたします。
コエンザイムQ10(CoQ10、もしくはユビキノン10)とは、脂溶性の物質で、ヒトの体内において合成されている「ビタミン様物質(体内で生成されるという意味においてビタミンとは区別される)」である。現在までのところ自然界においてコエンザイムQにはQ1~Q13まで見つかっているが、人体内で働くのは主にこのQ10であり、これは、酸化還元を行うシステムの一部である「補酵素の一種」であることと、いわゆる「抗酸化物質」であることを意味している。
上記で合っているかはわかりませんが、元の文よりは適切なはずです。
ご指摘ありがとうございます。
確認し、修正しました。
感謝いたします。
i046
Referee
コラーゲン
評定に利用した文献リストは提示しないのですか?提示しないのであれば、その理由をお聞かせください。参考文献が明示されていれば、科学性評定サイトの信頼性が向上すると思いますが、いかがでしょうか?
Referee様
コラーゲン評定においては、現在までのところ関連リンク等を主な評定基準としました。ですので評定の信頼性についてはそちらをご参照いただければと思います。
また、他のトピックスにおいては参考文献を提示しているものもありますので、今後の追加調査の過程でコラーゲン文献についても充実するかと考えております。
i047
J
コラーゲン
もともと普段の食生活でタンパク質不足の方が、コラーゲン(タンパク質)を摂取するため、効果があるように感じるのではないか?と思います。
J様
ご指摘の通り、その可能性もあるかもしれません。
少々皮肉めいていますが、美容(主にダイエット)のためにタンパク質を制限する方も多いようです。
i048
jrayi
コラーゲン
母親が肉嫌いのため、普段あまり動物性タンパク質を摂取していません。
(豆腐は食べる)
コラーゲンが流行したとき、同じことならゼラチン(牛・豚由来)でもいいんじゃね? と考えて、毎日スプーン一杯の粉ゼラチンを飲み物に混ぜて摂取するようになってから、10年ほどたちました。結論として、肌の乾燥・かかとのひびわれが軽減していますので、日常的に不足しているタンパク質を補う……という意味では効果はあるのかも、と思っています。
まあ普通に肉食べたらいいよね、という話なのですが。
コラーゲンはサプリメントの中でも最もグレーゾーンのもののうちの一つかと思います。
現在低分子コラーゲンの研究が盛んですが、それがどのような形で社会に送り出されるのかは、問題の中核の一つかと思います。
i049
sugikota
コラーゲン
病理医です。コラーゲンの外用については、保湿ならびに創傷治癒促進についてエビデンスがあります。項目をコラーゲン外用とされた方がよいかと思います。
sugikota様
ご投稿ありがとうございます。
ご指摘の通り、コラーゲンの外用品についてはエビデンスがあります。そこで、本研究では「経口摂取サプリメント」に対象を限定して評定しており、その旨は評定の序論にて一応記述しています。
カテゴリーもサプリメント内の「コラーゲン」でありますので、主旨は伝わるかと考えておりましたが、不十分だったでしょうか?
i050
みなと
コラーゲン
コラーゲンの合成能力が弱くなっているなら、材料を増やせば結果として再合成されるコラーゲンの総量は増えるのではないでしょうか?
実際無理な食生活でコラーゲンのみならずタンパク質が不足している方も増えているようですし。(若者の過度のダイエットによる栄養失調が増えていることを鑑みると)
i051
コラーゲン
燕の巣が美容にいいといわれますが、どうなのか検証して欲しいです。
i052
cheapie
コラーゲン
コラーゲンの摂取と合成に話の焦点が当てられているように感じられたのですが、コラーゲン繊維架橋については評定しないのでしょうか。
創傷治癒において、細胞増殖時にコラーゲン産生が起こり、次いで組織再構築時にコラーゲン繊維架橋が行われるとされています。(文献内3章B)
つまり、正常な細胞組織構築にはコラーゲンの合成だけでなく、どのようにコラーゲン繊維架橋が行われるかも重要なのではないでしょうか。
産生と繊維架橋が合成の名のもとに一括りにされているように感じられました。
コラーゲンがかかわる疾患であるケロイドについて記述します。
ケロイドは真皮にコラーゲンが蓄積され増大する疾患であり、治療にあたりコラーゲン発生抑制とともに、コラーゲン繊維の変性も必要とされています。(文献内4章A)
このことからも、コラーゲン産生とコラーゲン繊維架橋を同一に扱うことは注意しなければならないのではないでしょうか。
健康時と治癒時を全く同じにみることはできませんが、少なくとも、コラーゲンの健康効果を述べるにあたりコラーゲンの産生だけでなく、産生されたコラーゲン繊維が正しく架橋するかどうかも評定に加えるべきではないでしょうか。
参考文献:金原出版株式会社「創傷管理と治癒システム」
ご指摘ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
コメント掲載ののち、他の閲覧者様がたの反応によって、再度考察いたします。
i053
渡辺
コラーゲン
DHCがスーパーコラーゲンなるものを開発しましたよね?
なんでも世界で初めてコラーゲンを肌に浸透させることに成功したんだそうです。
モニターによるとあきらかにシワも減ったそうですが
まがいものですか???
動画ありますのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=G2sMLBOygoQ
話題になっていますよね。
仮に効果があるとしても、これまでの自社製品を自ら否定しているようにしか見えないのですが……苦笑
抗議や訴訟問題に発展していないのが不思議です。
i054
ひゃ
コラーゲン
こんにちは この様なサイト作って下さり嬉しいです。
コラーゲンについてサプリやゼラチン、鶏肉の脂のある部分飲食すると私は翌日には明らかに肌に張りが出てプルプルという出ます。
おそらく多くの方がそういう経験あると思います。
これはどういうメカニズムなのでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
そうですね。まず考えられるのは、心理的な作用ですね。
「○○を食べたから、きっと肌ツヤがよくなる」というバイアスが、たとえばその期待によって顔色がよくなるなどの形となって表れていることが考えられます。
あるいは、そうした精神的作用が代謝の働きに影響し、便通などを改善することも一因かもしれません(要するにストレス解消効果です)。
評定にもありますが、仮にコラーゲンに効果があったとしても、少なくとも、翌日に実感できるレベルのものではありませんので、そのあたりにはご注意の上、飲用なさってください。
i055
ジュウレンジャー
コラーゲン
コラーゲンとゼラチンが同じものだという事は、
誰もが知っている常識的な話だと思っていたので、
こんなことが不都合な真実だという記事には驚きました。
高価なコラーゲンサプリを飲むぐらいなら、
ゼラチンでも飲んでいた方が経済的だと思います。
(飲んでも大した効果は期待できないと思いますが…)
…………………………………………………………………………
不都合な真実。
コラーゲンはゼリーのゼラチン粉末と同じ、以上!
コラーゲンってなんでしょう
ゼラチンのことです。
語弊はあるのですが、少なくとも、
怪しいサプリメントがアホみたいに宣伝してるコラーゲンとは、
ゼリーに使う、ゼラチン粉末をコラーゲンと言い換えて売っているだけです。
http://www.mag2.com/p/news/356755
ご投稿ありがとうございます。
そうですね。含有量からしてサプリメントに入っているのはごく少量ですしね。
i056
三島
コラーゲン
コラーゲンでも非変性2型コラーゲンというものが存在しますが、見解伺いたいです。
非変性2型コラーゲンを含んだ食品が機能性表示食品が存在します。
機能性表示食品は事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品とありますが一定の効果は見込めるのでしょうか?
よろしくお願いします。
ご投稿ありがとうございます。
おっしゃる通り、機能性表示食品は「事業者の責任において」という標榜ですので、過度な期待はできないと考えます。
非変性2型コラーゲンについては、以下のリンクに示した件数が登録されているようですが、中を読むと、それぞれの商品が効果の科学的根拠として依拠しているのは1件の元研究(RCT、規模50名程度)だけのようです。一応、当該研究では効果は示されているようですが、1件だけなので一貫性のある効果かどうかは判別できないとされています。
まぁ、おまじないのようなものだと思って摂取するのが妥当かもしれません。
https://db.plusaid.jp/components/67
i057
ちーかま
コラーゲン
ゼラチンとコラーゲンペプチドは同じではなく
コラーゲンペプチドには活性作用があるのでコラーゲンペプチドを摂取した方がより良いと書かれてる記事を見たのですが、これは真実ではないのでしょうか?
これが真実ならゼラチンよりもコラーゲンペプチドを摂取した方が良いことになります。
しかし、ゼラチンで十分ならわざわざ値段の高いコラーゲンペプチドを購入する必要がありません。
http://www.nitta-biolab.co.jp/st/about-gelatin/healthy/
ご投稿ありがとうございます。
リンク先を読む限り、たんぱく質の摂取源としてゼラチンを推奨しているようです。なので、「よい」の意味合いが異なると考えます。本評定でも記載していますが、現状、コラーゲン摂取によって美容・健康効果があるという十分なデータはありませんので、ペプチドを積極的に摂る意味合いはあまりないでしょう。
i058
ガゼル
コラーゲン
はじめまして。
このようなサイトを作っていただきありがとうございます。
コラーゲンが身体に合っているようで、もう15年近く、用事の前日には就寝前に愛飲していて
次の日、お肌も髪もピカピカでした。
ですが最近、前日に飲用しても2日後くらいに効果がでて
タイミングが合わず困っていました。
加齢により吸収が悪くなったのでしょうか?
宜しくお願い致します!
ご投稿ありがとうございます。
年齢とともに生成量が減るのは確かですが、経口摂取したコラーゲンはアミノ酸として体内に吸収されるため、食べたコラーゲンがそのまま肌に行き渡るわけではないようです。少なくとも、次の日に効果が出る、といった類のものでは「もともと」ないため、摂取日などはあまり気にされないほうがよいと思います。
i059
Pekingosaka
コラーゲン
Wikipediaの「小腸」の小腸と薬剤の項目(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E8%85%B8)で
以下の記述があります。
「小腸と大腸で吸収できる有機化合物の分子量の大きさの限度を調べた貴重な研究結果1)が1994年に木村聰城郎らによりなされた。それによると、小腸では分子量600以下、大腸では分子量300以下であった。本研究はラットで行われたが、ラットとヒトの腸管での吸収動態には非常に良い直線性の相関が有りヒトでも同様と考えられる2)。小腸で分子量600以下が吸収されるという知見は、経口医薬品の開発の際に有用な「リピンスキーの法則3)」の一つである分子量500以下という法則にも合致している。更に、現在までに開発市販されている経口医薬品(有機化合物)の活性本体(塩の場合は活性本体の塩基の分子を指す)の分子量を調べてみると分子量は殆どが600以下であり、上記の小腸での吸収は分子量600以下という実験結果に一致する。更に、有機化合物の栄養物質(タンパク質、炭水化物、脂肪)の腸管内での最終消化物質であるアミノ酸(分子量89=アラニン-分子量204=トリプトファン)、糖(分子量180=単糖グルコースなど-分子量342=2糖類ショ糖など)、脂肪酸(分子量284=ステアリン酸-分子量304=エイコサペンタエン酸EPAなど)も全て分子量は400以下であり、小腸での吸収は分子量600以下に合致している。この分子の大きさで排除する機能は腸管内に常在又は口から入る病原微生物(細菌やウイルスなど)や抗原となりうるタンパク質などを腸管から血中に侵入させない生体防御機能として極めて巧妙で合理的である。この小腸の分子サイズによる排除機能が無いと致命的な敗血症(細菌やウイルスなど)や免疫反応(抗原タンパク質)を惹起するので生体にとって極めて重要な役割をしている。消化機能の本質は口から摂取した食物などを小腸で吸収可能な分子量(600以下)にまで小さく消化分解することにある。
引用文献1)Toshikiro Kimura: Biol.Pharm.Bull.17(2). 327-333 ,1994.
引用文献2)CHIOU, W. L. & BARVE, A:Pharm Res, 15, 1792-5,1998.
引用文献3)CA Lipinski, Adv. Drug Del. Rev. 1997, 23, 3. 」
上記の知見から小腸で吸収できるのは分子量600以下ということは、市販のコラーゲンペプチド(CP)は分子量3000程度であるので、全く吸収できないことになりCPが血中に移行することはなく、CPが体内のコラーゲン生成を活性化することは人体生理学的に不可能と考えられます。むしろCPもコラーゲン同様、胃や腸のタンパク質消化酵素で分子量600以下のトリペプチドやジペプチドやアミノ酸に消化分解されていると考えられます。
ご投稿ありがとうございます。
詳しい解説にも感謝いたします。
なるほど。ということは、ペプチド説のほうも見通しは暗いかもしれませんね。有益な情報提供に感謝します。
こちらのほうでも、PubMedのMeSH検索などを用いて、とりあえず経口摂取による効果を分析したメタ分析研究を調査したのですが見つからず、次はRCT、比較研究などにも広げて調査する予定です。
評定内では、ペプチド説にはやや親和的となっているかと思いますが、近いうちに大幅に改訂する必要があるかもしれません。
i060
ttt
コラーゲン
記事拝見しました。
科学に従事しております。
1つ疑問があるのですが、コラーゲンがアミノ酸まで分解されて、再構築されることはない。この点に関しては同意なのですが、
コラーゲンペプチドが吸収性がよい、可能性がある、などはどういった知見からくるのでしょうか。
コラーゲンが分解されてアミノ酸になるのであれば、同じ経路を辿るコラーゲンペプチドも分解されて然るべきだと思うのですが。
むしろコラーゲンの方が分子量が大きいため、構成単位であるアミノ酸まで分解されるのに時間がかかり、一部がペプチドなどの数分子連なった形で胃を通過する可能性が高いような気がします。
よろしくお願いいたします。
ご投稿ありがとうございます。
>コラーゲンペプチドが吸収性がよい、可能性がある、などはどういった知見からくるのでしょうか。
――評定本文を読み返しましたが、ご指摘の通りちょっと意味が混ざっており改訂が必要ですね(ほかの方からのコメントからもうかがえます)。確かにおっしゃる通り、ペプチドも結局は同じようにアミノ酸に分解されるため、その意味で分子量が低かろうが理論として成立していないと思います。ペプチドではシグナル説を提唱していて、評定ではこの部分を割と好意的に扱っているのですが、先にも述べたように記述があいまいですし、シグナル説自体についてももっと詳細に詰めていく必要がありますね。ご指摘ありがとうございます。
i061
food博士
コラーゲン
酸化防止剤として添加されるビタミンC(飲料に含まれる)はコラーゲン合成を促進することはできるのですか?
ご投稿ありがとうございます。
添加物ということだと微量ですが、一般にビタミンC摂取はコラーゲン合成に関与すると考えられています。
参考リンク: アメリカ国立衛生研究所
https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminC-HealthProfessional/
i062
コラー元
コラーゲン
シグナリフトという化粧品があります。
「シグナペプチド」
再生医療センターで開発されたコラーゲンを体内で増やすことができるシグナペプチドを配合した唯一のコスメというのが、「シグナリフト」です。
肌の若返りで重要なのは、「肌が自らコラーゲンを生み出す」
と紹介されていますが、これについてはどう思われますか!?
失われたコラーゲンの生成を体内で増やすことが本当に可能なのでしょうか!?
ご投稿ありがとうございます。
化粧品のことなので、詳細は分かりかねるのですが、商品説明を読む限り、かなり怪しい感じではあります。
そもそも「再生医療センター」というのは、販売元会社の研究所のようで、公的な研究機関ではないですね。
i063
春蘭
コラーゲン
こんばんは、初めまして。
少し前の記事になりますが、
ファンケルが、コラーゲンペプチドが皮膚にまで届くと、研究で確認できたと発表したらしいです。
https://r.nikkei.com/article/DGXLRSP450838_R10C17A7000000?s=0
もっとも、製品を見たところ、他社の製品より粒子が細かい製法のようですので、世に出回っている幾多の製品がどうなのかまでは未知数でしょうが。
ご投稿、ならびに情報提供ありがとうございます。
i064
ナッカ
ヒアルロン酸
何か症状があったら対処するでは後手々になったあげく完治しないとかザラですからねえ。
 根本治療したいなら本人次第で外部からできる事は少ないですし、予防するに越したことはないですよ。
すべては出来ずともこれはというものへは予防医学も重要でしょう。
ヒアルロン酸が肌に欲しいなら合成元を摂取したほうが良いと考えないのは………
いや専門家に投げっぱにするのはどこも同じなんでしょうな。
i065
nabble
ヒアルロン酸
アダプトゲン製薬のECM-Eがアトピーの改善に効果があるとする試験の結果があるようです。
http://ecme.adaptgen.co.jp/clinical.html
ご投稿ありがとうございます。
研究が進捗し、いずれは医療として応用できるとよいかもしれませんね。
i066
名無し
ヒアルロン酸
耳障りの良い、という日本語はいただけないですな。気に障ったら申し訳ない。
ご投稿ありがとうございます。
ご指摘の通りです。改訂いたしました。
i067
ヒアルロン酸科学者AA
ヒアルロン酸
「ヒアルロン酸断片化にはヒアルロニターゼという分解酵素が関与しているといわれているが(3)、たとえばそこから断片化を阻害する有効成分を研究する、といった解決策はヒアルロン酸言説においてはみられない。」について
 ヒアルロン酸低分子化を抑制することによる不具合の抑制というコンセプトは以前より存在し、多数の論文(例えば下記)や特許が出ています。
 Discovery of hyaluronidase inhibitors from natural products and their mechanistic characterization under DMSO-perturbed assay conditions. Tomohara K, Ito T, Onikata S, Kato A, Adachi I. Bioorg Med Chem Lett. 2017 Apr 1;27(7):1620-1623. doi
Targeting hyaluronidase for cancer therapy: antitumor activity of sulfated hyaluronic acid in prostate cancer cells. Benitez A, Yates TJ, Lopez LE, Cerwinka WH, Bakkar A, Lokeshwar VB. Cancer Res. 2011 Jun 15;71(12):4085-95. doi: 10.1158/0008-5472.CAN-10-4610. Epub 2011 May 9.
「経口摂取におけるヒアルロン酸の論理性は低評価とする。」について
 論文(*)を発表しましたが、その後進展しておらず、たいへん残念に思います。この論文では、自己免疫疾患マウスに高分子ヒアルロン酸(平均分子量約100万)を経口投与すると小腸・大腸で分解を免れたヒアルロン酸(小さくとも10糖[分子量2000]以上)が腸管上皮細胞にTLR4という受容体を介して接着しSOCS3を介して抗炎症性サイトカインIL-10を誘導することを示しました。このことによってリンパ節腫脹(炎症サイトカインが誘導)が抑制されていました。この論文は経口摂取したヒアルロン酸が体内に取り込まれなくとも腸管上皮細胞に作用すれば全身的な影響をもたらすことができることを示しています。
*1. Oral administration of high molecular weight hyaluronan (900 kDa) controls immune system via Toll-like receptor 4 in the intestinal epithelium. Asari A, Kanemitsu T, Kurihara H. J Biol Chem. 2010 6;285(32):24751-8. 
ご指摘ありがとうございます。大変有益な情報に思います。
当該箇所について確認しまして、論理性を(低)⇒(低)~(中)に引き上げることとします。また、記述についても改訂し、いただいた情報と齟齬が出ないようにいたします。
具体的には、「ただし、ヒアルロン酸断片化にはヒアルロニターゼという分解酵素が関与しているといわれており(3)、たとえばそこから断片化を阻害する有効成分を研究する、といった解決策も提唱されている(28)」とし、参考文献としていただいた2件の論文情報を記載いたします。
丁寧、かつ柔らかいコメントでご指摘いただき感謝いたします。
i068
Egg
ブルーベリーエキス
プルーンについても検証お願いします
Egg様
ご投稿ありがとうございます。
本研究では皆様から幅広く情報を募集しております。プルーンについても、情報等ございましたらご投稿くださいますようお願いいたします。
i069
すん
ブルーベリーエキス
論旨には影響ありませんが、「イギリス空軍云々」はデマ、そのうえに誤解も多々、と言う話だったりするようです。
http://echo2656.blog116.fc2.com/blog-entry-1868.html
すん様
ご投稿ありがとうございます。
興味深い内容ですね。当該記事を受け、本文の文脈を多少訂正させていただき、また、関連サイトに追加させていただきました。ご指摘ありがとうございます。
i070
ビビンゴ
ブルーベリーエキス
はじめまして、私の体験を書きたいと思います。
私の視力は、両目1.0でした。しかし、パソコンなどの影響で、右目だけが0.8になりました。右と左で比べると明らかに右が見えません。ところが、ある日右目が左目と同じくらい見えるのです!何でかな?と思っていたのですが分からず、4日程度でまた、見えなくなりました。
そんなことが何回かあり、原因がやっとわかりました。ブルーベリーの100%ジュースを飲んだ次の日から見えていたのです。びっくりです。それからは、100均のサプリを飲んでいますが、よく効いています。私には、効果があるみたいです。
ビビンゴ様
ご投稿ありがとうございます。
i071
tomoki
ブルーベリーエキス
非常に面白い情報がまとまっていて、興味深く拝見しました。ブルーベリーについて体験談を投稿します。
私は長年、PCを使った仕事をしており、次の症状がありました。
(1)夕方になると画面が見えづらくなる。
(2)疲れが溜まると、朝から目が見えづらい。
しかし、日本の有名なブルーベリーサプリを飲むようになって明らかに改善し、それまでよりも仕事が捗るようになりました。
それ以外には食生活などを変えておらず、仕事量はむしろ増えました。
また、妻と友人2名に進めてみたところ、その妻と友人1名は効果を感じています。しかし、友人のもう1名は効果を感じない、と言っていました。
ご参考まで
ご投稿ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
i072
パラダイス政経
ブルーベリーエキス
ニュースにもなりましたが東京農大の論文です。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009563533
情報提供ありがとうございます
i073
聞いた話
ブルーベリーエキス
わたしが聞いたのはほぼこの話です.
http://122.200.223.118/shikinou/2013/02/post-123.html
レーダー開発に成功した英国がそれをごまかすために「ブルーベリーのおかげで目が良くなった」とデマを流した.
ご投稿ありがとうございます。
さもありなん、という話にも思いますが、もはや真偽を確かめようがないですからね苦笑。
少なくともブルーベリーの起源には相当な「逸話」が紛れ込んでいるのでしょうが。
i074
ああああ
ブルーベリーエキス
ブルーベリーが めの疲労感を改善することは、 日本政府も正式に認めました。 その証拠に、 機能性表示食品として正式に認可され販売されています。
ブルーベリー&ルテイン
https://hc-refre.jp/item/blueberry-supple/
この ブルーベリー のきじを謝罪・訂正したほうが良いのではないでしょうか? もちろん、 日本政府のほうが間違っているのなら別ですが。
ご投稿ありがとうございます。
機能性表示食品の制度について誤解があるようです。
機能性表示食品は、商品を販売する事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示できるという制度でして、個別の商品として審査を受けたわけではありません。
現在の制度では、一件でも実証的研究があればよいということになっており、必ずしも効果の再現性が保証されるものではありません。
そのため、ご指摘にある「日本政府が認めた」には当たらないと考えます。
i075
ジュウレンジャー
ブルーベリーエキス
○人参がブルベリージャムと入れ替わっていたそうです。
人参がブルーベリージャムになぜか入れ替わっていたパイロット伝説。英国空軍のJohn CunninghamさんがビタミンAを多く含む「人参」を食べて、優秀な戦績を残したとのこと https://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=23277
○この記事も参考になりました。
ニセ医学がはびこる理由・・・プラシーボ効果ってこんなに凄いからねえ。https://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=20465
ご投稿ありがとうございます。
大変参考にある情報です。
>人参がブルベリージャムと入れ替わっていたそうです。
――なるほど。ニンジンのまま伝わっていたらまた違った広まり方をしていたかもしれませんね。