第8回サイエンスカフェ 2018/7/21(土)
日本で科学ジャーナリストって食える? 食えない? 科学ジャーナリズムの現状と課題を考える(話題提供:松永和紀)
明治大学駿河台キャンパス明治大学駿河台キャンパス15:00~17:30
●SNSで流言 へぇ~そうなの??誰が言ったかわからいけど~ちょっと盛っちゃおう
●自然至上主義 人の手を加えていない物こそ本来の価値が・・アレ・・本当に安全、安心?
●数ある論文の中から、都合の良いものだけをピックアップしてストーリーに。どうせ消費者にはばれないし・・・
興味を引くインパクトのある記事を出せば、雑誌は売れジャーナリスト、評論家も儲かる。しかしその中身は間違いだらけ。情報に振り回され続ける市民・消費者の行く末は……。
日本における科学と社会の関係の現状や課題、科学ジャーナリズムのあり方、情報の見分け方などについて、食品の安全性や遺伝子組換え技術などに関する報道を通して考える。
第8回 開催報告
当日は定員一杯となり、活発な議論が行われました。
多くの参加者から次回開催について申し出があり、盛況のうちに終了しました。
レジュメをPDFにいたしました。ご自由にDLしてください。8.50 MB )
下記に同内容のスライドを掲載しています。
一般参加者:25名 オブザーバー:3名
講師紹介
松永 和紀
横フリーランスの科学ジャーナリスト
京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)
新聞社の記者として10年勤務
2000年からフリーランスの科学ジャーナリストとして活動
2008年 日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト賞」受賞
農業誌、生協広報誌等で連載しているほか、経済誌、ウェブメディア等でも執筆。
生協、自治体等から依頼を受けての講演も多数。
主要著書
「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」(「科学ジャーナリスト賞」受賞)
「食の安全と環境「気分のエコ」にはだまされない」
「もうダマされないための「科学」講義」
「お母さんのための「食の安全」教室」
「効かない健康食品 危ない自然・天然」
他多数