明晰夢(Lucid Dream)

の中で、自分は夢を見ているという自覚がある夢を明晰夢といいます。

明晰夢の達人は、夢見状態の脳波にありながら、事前にとり決めた眼球運動のパターンによって、自分はいま夢を見ているという自覚があることを実験者に伝えられるため、実証的な研究ができます。また、達人は自分の意志で夢の内容を変えられるとも報告されています。

明晰夢が現実と同様のありありさ(クオリア)をもつと、夢の中に退行して、現実生活がままならなくなる恐れもあり、金縛り幽体離脱も明晰夢の一種ではないかという指摘もあります。