実在(Reality)

実際に存在すること。哲学の分野では歴史的に多くの議論が重ねられてきましたが、科学では、科学的研究方法によって探究できることをもって、研究対象の実在を想定します。科学的探究によって理論が構築でき、それによって将来が理論通り予測できるのならば、その研究対象は現に存在すると言ってよいでしょう。

逆に、科学的に探究できないものは、実在していないとも見なします。たとえば、霊界については伝聞的な報告しかありません。たとえ霊界があったとしても、人類とかかわりあいがなければ、それはなきに等しいと考えるのです。