現象や体験が起きることの説明。あるいは、より科学的には、収集されたデータの背後にある規則や仕組みの説明で、将来収集されるデータの予測(予測性)に使えるものです。理論には、単なる提案にすぎない仮説の段階のものから、将来の予測に使える確実なものまでが混在しています。また、単純で確実な関係を説明したものをとくに法則、複雑な関係をあえて簡単に図式化した説明をとくにモデルと呼んでいます。根拠薄弱な理論を語る疑似科学が多い(引き寄せの法則など)ので、注意が必要です。説明に納得ができても、将来の予測に使える見込みのないものは、科学として価値がありません。