コクラン共同計画(Cochrane Collaboration)

(コクラン共同計画)とは、EBM(根拠にもとづく医療)におけるシステマティック・レビューを作成する国際プロジェクトです。現在、医療の分野で信頼できるシステマティック・レビューを提供している機関の一つです。コクラン共同計画は、EBMの祖の一人とされるアーチボルド・コクラン(Archiebald L. Cochrane)の名を冠にしたもので、現在のEBMにおいて重要な要素の一つとされるRCT(ランダム化比較対照試験)を中心として医療分野の研究について調査しています。

コクラン共同計画ではまた、補完代替医療の調査にも力点が置かれており、鍼灸やカイロプラクティックにかんするレビューも参照することができます。