悪徳商法(Crooked Business)

非道徳的な手法を用いて、料金に見合う価値がない商品を買わせる商売。ネズミ講のようにそれ自体違法と定めた法律や、消費者を軟禁するなどの心理的な圧力をかけて買わせた場合などに対する消費者保護の法律は整備されています。購入した後すぐに、その商品に見合った価値がないと判断できる場合は保護が進んでいますが、多くは法律が及ばないグレーなところで悪徳な商売がなされています。

典型的な例では、サプリメント、健康グッズ、家の改修、学習教材、幼児学習など、効果がすぐにわからないものに対して、効果があると誤認させることで商売が成立します。なかには、効果がない物をそれと知らず、たんに欲しがる人がいるから売っているという、善意の業者もいます。この場合は、買う側の責任と言えるでしょう。