生活環境

k001
農業関係者
EM菌
EM菌の土壌改良効果について限定的(同一ほ場内での比較試験)を行ったことがあるものです。
非常に大きな効果があり、土壌の気相率を10%も変える効果がありました。これは大変なことです。その後もその方の関係圃場では大きな効果を見せています。
しかしながら、私の知っている範囲でも効果のない場合が多かったです。
これは多くの土壌改善用の資材、微生物関連の資材に言えることで土壌の条件に左右される可能性が高いということではないかと考えています。
しかし、土壌の条件というのは無数にあり、それを科学的に調査するには恐らく膨大な調査結果が必要と思われます。
現時点では限定的な条件において、効果を表すことが出来る普通の資材であると考えるのが適切と思います。
土壌改良資材である石灰は、pHの低い土壌ではpH矯正効果がありますが、pHが高い圃場では逆効果になるというような単純な話ですが、調査するのは容易ではありません。
k002
tama
EM菌
友人がEM菌をすっかり信じ、放射能を消すことができる!と話していました。
ドキュメンタリー映画を見たとかで、
EM菌は、まだ地球に大気も発生する前、地面に宇宙線やええとその他、太陽からの紫外線とかその他、直接刺さっていた時代からあったものだから、と。最初「エッ?」と言ったものの、なるほど、と思ってしまいました。
ただもちろん、例えばどの程度、どのくらいの時間で、消せるのかと言ったことは説明できなかったけど、でも少しでも効果があるなら、素晴らしいことだと思いました。
EM菌が世の中に広まらないのは、製薬会社が邪魔しているからだと話していました。そういうことはあるかも知れないと思いました。ただ、もし本当に効果があるなら、東電が味方に付いてくれるよ、と思いました。きっと泣いて喜ぶと思う。
もし本当に、何万年も消えないと言われている放射能を、無害に処理することが出来るなら、私は原発に反対しないです。
できないんなら、残念です。
tama様
ご投稿ありがとうございます。
EM菌と直接関係することではないのですが、現在の「科学」はある意味では細分化されすぎており、研究者自身も自分の専門領域以外のことは素人同然なこともしばしばあります。
”科学は万能ではない”などという無意義な言葉でごまかすわけではありませんが、これからは、tama様やご友人様、専門分野以外の研究者も含めた他の多くの「”科学”素人(語弊があるかもしれません、すみません)」が「”科学”専門家」を監視する必要がある時代へとなっていくのだと思います。
k003
高校化学教師
EM菌
 こんにちは。yahooニュースの、牛乳有害説の記事からリンクで飛んできました。大学が、こうした科学的知見を一般社会に発信するのは、とても大切で有意義な取り組みだと感じます。(科学的であることを重視しすぎて、一般読者には少々読みにくいようにもおもいますが)
 さて、EM菌の項目で、一カ所、化学の専門家として看過できない点がありますので、指摘しておきます。
〉 致命的なのは、EMが抗酸化作用を理論的な柱にしているにもかかわらず、EMの原液がph3.5以下の酸性であるということであり(1)、
 生体内での抗酸化作用は、ほとんどすべてが高校化学で習う「還元作用」のはずです。これは一般的に、溶液の酸性度=pHの低さとは独立な関係にあります。つまり、強酸性で働く還元剤も、中性や塩基性で働く還元剤も、酸性で働く酸化剤も、塩基性で働く酸化剤も、それぞれ存在します。よって、「pHが低いから抗酸化作用がありえない」は、控え目に言って論理の飛躍、率直に言えば誤りです。
 このまま放置すると、EM支持者に付け入る隙を与えてしまいますので、早急な修正を願います。(単にこの一節を削れば良さそうに思います。)
 今後の、この事業?研究?のますますの発展に、大いに期待しています。
ご投稿ありがとうございます。
こちらのほうでも調べたところ、ご指摘の通りでした。
評定記述のほう、変更させていただきます。
ご指摘ありがとうございます。今後も本研究をよろしくお願いいたします。
k004
ABO FAN
EM菌
ネットで調べてみると、EMの肥料としての効果を否定した研究報告は、私が知る限り1つしかありません。
・農業研究センター編 微生物機能活用の展開方向 平成7年度関東東海農業
原典は読んでいないのですが、
日本土壌肥料学会公開シンポジウム 微生物を利用した農業資材の現状と将来 H8.8.23
の資料に結果の表が引用されています。
しかし、この表(p22の表4と表5)を見たら、普通の疑似科学批判者も頭を抱えると思います。なぜなら、EMと他の肥料をどれだけ与えたかが、比較可能な数値で書いてないのです!
この時点で、科学的な根拠としては完全にアウトです。
ここからは私の推測になりますが、糖質制限と同じで、科学的に否定する根拠がないということなのでしょう。EMをそれほど否定したいなら、他の人が追試をすればいいはずです。決して難しいことではありませんし、科学的に否定するには一番確実な方法です。しかし、20年以上もたつのに、何の追試もないらしく、現在でも否定の根拠とされるのは唯一この文献だけのようです。ということは、おそらくEMの効果は否定することができないのでしょう。
現実には、私の地元のホームセンターでは、複数のEMの肥料を販売しています。気のせいか、以前より種類も量も増えているようです(笑)。
気になったので、もう一度問題の表(p22の表4と表5)を見てみました。私も、細々と家庭菜園はやっていますので、素人目でもこの表がおかしいことはわかります。表5を見ると、EMで最も効果が見られないのはジャガイモです。収量は驚くほど低く、速効性化学肥料を100とすると、たったの52.9となっています。その理由は単純で、EMの効果がないのではなく、単に肥料の量が足りないだけなのです。確かに、表4を見ると、EMの養分は他の数分の1~20分の1となっています。
これは私の推測ではありません。実際に農業をしている人なら、誰でも簡単にわかる話です。
ジャガイモのようなナス科の作物(ナス、トマト、ピーマンなど)は、大量に肥料を必要とします。肥料が足りなかったり、あるい量は十分でも、施肥の方法が不適切だと収量が激減します。これで何回失敗したことか(苦笑)。
ですから、他の肥料に比べて収量が5割というのは、明らかにEM肥料が足りないのです。日本土壌肥料学会の会員なら、初心者の私でもわかるような、こんな初歩的なことが理解できないはずがない。
一方、ジャガイモと逆に、最も収量に影響を受けなかったのはエダマメです。収量は、速効性化学肥料を100とすると、ほぼ同じ95.2となっています。測定方法がわかりませんが、この程度の差なら「誤差」と言えるのかもしれません。ではなぜ、エダマメは収量に影響がなかったのか。これも、実際に栽培した人なら誰でもわかることです。
豆類は、根っこに「根粒菌」という、空気中の窒素を固定して自らの養分として利用できる細菌を持っています。
ジャガイモとは逆に、あまり肥料をやり過ぎると「肥料やけ」を起こして、葉はふさふさ育ちますが、肝心の豆の収量が激減します。何回失敗したことか(苦笑)。
ですから、EM肥料の量が少なくとも、ほとんど影響がなかったということです。これまた、日本土壌肥料学会の会員なら、こんな初歩的なことが理解できないはずがない。
だから、事情がわかっている人は誰もEMに対して沈黙しているのでしょう。
それに、普通だったら化学肥料とEMのような有機肥料は両方一緒に使います。単独で使うことはあまりないはずです。
なぜなら、どちらも長所と短所を持っているからです。化学肥料は速効性ですが、使いすぎると地力が低下します。
有機肥料は効果がなかなか出ませんが、土がふわふわになって地力が向上します。この2つの肥料をうまく組み合わせ使えば、お互いの短所が打ち消し合って好都合です。
それを、現実ではあまりない単独使用で、しかもEMだけ量を減らして使って、それで効果がないと決めつけるのは、それこそ「ニセ科学」ではないでしょうか?
ABOFANさん
評定に書いていますが、ここで”特に”問題にしているEM菌言説では、ABOFANさんが書かれている以上のことを謳っているようですね。
そもそも、ご指摘のように単に”ブランド肥料”としてのみEM菌が扱われているのであれば、それほど問題とはならなかったのではないでしょうか。
たとえば、EM菌言説にて謳われている医療効果についてはどうお考えでしょうか?
k005
脱サラ農家より
EM菌
微生物学……
 「好気性微生物」と「嫌気性微生物」は全く性質の異なるものであり、これらが共存できるとするEM言説は微生物学的観点と接続性が悪い
上記について、Bacillus属の一部は好気/嫌気どちらの条件下でも増殖できるものも存在しますし、嫌気性菌でも芽胞(耐性胞子・スポア)状態であれば好気性条件下でも死滅しないので、圃場導入後に増殖する可能性もありますので、反論を避けるために削除されたほうがよいかと思われます。
また、
微生物学的観点と接続性が悪い
という言葉の方も似非科学っぽいですね。
「接続性」は抽象的で、遠回しで、あやふやな表現に感じます。矛盾するとはっきり否定できないのであればむしろ無いほうが良いのではないでしょうか?
ただ自分もEM菌の効果は限定的で、費用対効果は無いと判断し、使用していません。
ご投稿ありがとうございます。
はじめのご指摘は、「条件的嫌気性」についてですね。
確かに、誤解を招く恐れがあるかもしれません。
「全く性質の異なるものであり」の部分を「一部例外はあるものの、基本的には性質の異なるものであり」と改訂するのはどうでしょうか?
後半のご指摘についてですが、どうしましょうか。「体系性」という観点からすると、こういう記述に妙味があると考えたのですが……。単に表現上の問題だけならば、代替案があれば検討いたします。
k006
第三者の目
EM菌
重箱の隅を突っついているような押し問答を感じる。このEM菌に対する批判のエネルギーをなぜ化学品、薬品等に対する批判に向けないのか。英国における産業革命以来、化学品、薬品はすでに複合汚染、副作用で世界中の土壌、水、空気という3重大要素を後戻りできないような状態まで持ってきてしまったという結果、事実は否定できないものである。あまりにも巨大産業だから誰も批判しようとしないのか? 厚生省をはじめとして、農水省、環境省等までこの化学薬品の世界企業に買われてしまっている。台所で使用する洗剤、また農薬が飲用すると時には死に至ることも、また農薬使用に当たってはマスクをして、直接皮膚に触れた場合にはすぐに洗い流すようにとか、その他深く考えていくと、人間の体に汚染を蓄積し、健康を害し、その蓄積を精子と卵子が結びつくときに次の代の子供に遺産として渡していく。また汚染を蓄積して病んだ人間は死後も土壌、水、空気の汚染源となる。科学者と言われている人が、自然現象のメカニズムをどれだけ解明ができているというのか? もしできているのなら、どうして複合汚染、副作用を蓄積していく化学品、薬品等を開発し、消費させてきたのか、またどうして生産、使用を許可し続けるのか? 自然のメカニズムの100%の解明なんて人間社会が終了するまで(してほしくない)到底できるものではない。もちろん科学者たちはそれが仕事だから、またそれで報酬を受けているのだから(大半は私たち国民の税金から)、本当の意味で地球社会を脅かさない技術を開発することを期待したい。
k007
キュウリ
EM菌
疑似科学、ニセ科学が氾濫している現代にあって、この様なサイトを運営されていることに、敬意を表します。また、科研費でこの様な活動をされていることに、科研費の使い方にこんな分野があったか、と感心します。できれば、微生物学、生化学、分子生物学、物理学、化学等、多分野の専門家の方がこのサイトの運営に参加されれば、もっと的確な判定ができるのではないかと思います。そしてこのサイトの総評の判定の表記「疑似科学」はズバリ「ニセ科学」と書かれても良いのではないかと思います。
・EMは「Effective Microorganism(有用微生物群)」と書かれているとおり、非常に多くの種に属する微生物の混合系です。混合系のまま、微生物の構成を変えずに、何年も継代していくことは現代でも非常に難しく、ほぼ不可能です。現代では次世代シークエンサーの登場により、複雑な混合系の微生物群の構成が解析できるようになっています。比嘉教授が確立されたEM(試料があれば)と現代のEMの構成を調べて見られてはどうでしょう。
・細かい修正です。
「ph3.5以下でも生存する力がある。」phは正しい表記はpHです。
・「BT剤(バシラス・チューリンゲンシス)といった蝶や蛾に対して「のみ」毒性をもつ」
 BT剤についてはコガネムシ(1)、蚊(2)等にも殺虫活性があるものが実用化されています。
(1)J. Appl. Bacteriol. 76, 307-13(1994).
(2)Mosquito News. 37, 355-358 (1977).
ご投稿ありがとうございます。
励みになるコメント、ありがたく思います。
ご指摘いただいた箇所については、確認ののち、訂正いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
k008
keiryoshi
EM菌
こんにちは。初めての投稿です。
興味深く読みました。
精密で正しい論と受け止めました。
私は分析や計量、公害防止に携わっております。
EMについては、微生物の作用によるものだから、環境に負荷をかけないことから、一時期EM固形石鹸を使用していました。
①このような私の行動と動機をどのように受け止めますか?
②また、こちらのサイトは「疑似科学というものがあるから、ちきんと見極めましょう」という動機ですよね?
EM自体を否定するものではありませんよね?
2点、質問させて頂きます。
ご投稿ありがとうございます。
➀について、個人的なことですのであまり言及できないのですが、動機は人それぞれなのでご自身で選択されたことなら問題ないのではないでしょうか。
②は、はい、その通りです。
k009
EMネット神奈川 蜷川貞好
EM菌
最近EMバッシングがひどいのでいろいろなサイトを検索していたところこのサイトに当たりました。バッシングを目的とするのがほとんどの中、貴サイトは中立的立場で公平な視点から発言されておられるとお見受けし初めて投稿させていただきます。
私は理系大学を卒業後、食品会社に就職、研究・企画関係の仕事に携わり、20年前に定年退職、その後いくつかの企業の技術顧問として現在も現役で活動しています。そして25年前からEMを使って生ゴミ処理し、家庭菜園で肥料として使い、以来生ゴミを外部にだすこと無く自宅の庭で無化学肥料・無農薬の野菜作りを楽しんでおります。
さてEMバッシングですが、その内容は多岐にわたっておりますが、EMの効果に関する疑問・批判も多く見受けられます。私もEM言説のすべてについて理解・納得している訳ではなく、特に放射能削減効果等には大きな疑問をもっております。しかしながら農業利用については1996年の日本土壌肥料学会公開シンポジウムおよびその後のEMの有効性を否定する研究結果には当時から大きな疑問をもっておりました。
このEMの農業分野での否定的見解がその後のEMバッシングにつながったことを考えると改めて原点に立ち戻って再評価すべきではないかと考えます。EMを利用している関係から化学肥料も農薬も使用せずEMのみで農業生産している方々と親しく接触し、現場をみせてもらっています。そこでは高品質な野菜や米を多収し、経営的にも慣行農家をしのぐ好採算性を維持している実態が現実にあるのです。
このことからEMに否定的な研究結果のみが目立つ大学や公的研究機関の研究方法に問題があるのではないかと考えます。当時は化学肥料、農薬を多用する慣行農業が定着してはいましたが、化学肥料多用による地力低下、農薬被害等が問題になっていたものの研究手法には相変わらず効率化・即効性が求められていました。EM農業においては、他の有機農業と同様、土壌を安定化させる土作りに時間を要すると言われおり、特有のノウハウが必要です。効率化・即効性を求める研究方法とは異質の手法が必要となります。
研究者の方々がEMの特長を正確に把握・熟知された上で栽培研究に取り組んでおられれば異なった結果が得られたのではと悔やまれます。
現役のころ農業関係の事業にも携わったことがありいくつかの大学・公的研究機関と共同研究や研究委託をした経験がありますが、その研究手法は慣行農業で確立されたもので、研究者方がその研究手法に頑なに変えようとしなかったことに驚かされたことを思い出します。
もしもこれらの研究がこのような従来法に基づく結果であるとすればEM否定の結論にならざるを得ないのは当然と思われます。関係した研究者たちがEMの評価研究に先立ちEM研究者や生産者に接触したという資料は見当たらないことおよび一方的発表であったことはそのことを物語っていると考えます。
そこで提案ですが、中立的立場の貴サイトに本格的EM使用農家を実際に見聞していただき「いかなる理由からこのような差異が生じているのか」を第3者的立場から客観的に評価していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
幸い近々EMネット神奈川主催の優良EM農家見学会がありますので参加されることを切に希望します。詳細は主催者「EMネット神奈川」にアクセスお願いします。
勿論のことながら批判的立場の方々も是非ご参加いただき、EM農業の実態を見聞していただければ幸いです。
お返事遅れました。
たいへん有り難いお申し出なのですが、現在のところこちらのほうに、現地に出向いて実際に測定するという体制が整っておりません。
ですので、申し訳ありませんが、お誘い辞退させていただきます。
k010
私たちの大祖先は微生物たち
EM菌
2005年アメリカで2名の微生物学者と1名の生物学者の共著により、出版されたMicrobeという本を参照されたらどうですか?.
例えば、Deinococcus Radiodurans菌は、5millionsというgamma radiation (人間を殺すのは500-1000 rad) 照射に耐えられ、6000 rad/hour 均等照射の中で増殖できる。染色体を常にリセットできるというDNAの修復機能を持つ。抗酸化物質であるカロテノイドを生産する能力も有する。
この菌以外以外に想像を絶するような極限状態の中でも耐えられる微生物たちを紹介している。微生物たちの進化、微生物たちの共生による力等等も学術的に説明している。
2006年にドイツ語に翻訳出版、2007年にイタリア語翻訳、大学書物出版社として知られているZanichelli社より"MICROBIOLOGIA という名前で出版されている。
執筆社名はMOSELOSCHAECTER.JOHN L.INGRAHAM FREDERICKC. NEIDHARDT. 彼らの履歴より3人ともユダヤ系だと推察できる。
この本の内容からすると,EM菌が放射能までをも処理できるというのは ほら吹きと切って捨てることはできないと感じさせる。
この分野の研究者であるならば、まずこの本を読まれてから,EM菌の効果に対する感想を改めて述べられたらいかがですか?
k011
疑似科学の蔓延に心を痛めています
EM菌
EM菌についての科学的見地からの論評は妥当なものだと考えます。参考情報として以下のものも加えてはいかがでしょうか。
比嘉照夫の緊急提言 甦れ!食と健康と地球環境
http://dndi.jp/19-higa/higa_Top.php
Web Ecopure 新・夢に生きる
http://www.ecopure.info/rensai/teruohiga/yumeniikiru109.html
(本日現在、1回~109回までの連載記事有り)
これらの記事を拝見すれば、EM言説の科学的基盤が脆弱であることがよく分かります。EM言説提唱者の科学的素養にも疑問符が付きます。それでも科学をよくご存じない方ならば、用いられている科学用語によってこれらの記事を科学っぽく思ってしまうでしょう。しかしながら、科学の専門家から批判を受けてしまうのは、比嘉氏執筆の記事を読む限り当然だと考えます。このような批判は健全な科学的営みであり、EMバッシングと呼ぶべきものではないと考えます。
ご投稿ありがとうございます。
追って参考資料等に追記させていただきます。
k012
EM誕生の歴史の真実
EM菌
出版物、Internet上には
EM誕生に関して、1982年に比嘉輝夫教授が農業分野での土壌改良剤として開発したと書かれているが、
サンコウ産業のSito web上 
http://www.saion-em.co.jp/file_6/file_6-7.pdf
http://www.saion-em.co.jp/file_5/file_5.html
のEM誕生の歴史の説明と大きな差がある。
これを明確にすることも一般消費者にとっては大切なことではないかと考えます。
比嘉輝夫のすべてという著書にも、EMとという名称になる前にサイオンという名前だったと書かれ、また商品写真上では、EM-1,2,3 と一緒にサイオンEM-1,2,3の写真も掲載されている。
ということは比嘉EMだけではなく、サイオンEMも存在しているということになる。サンコウ産業の説明からすると、開発者はサンコウ産業であり、比嘉輝夫博士は改良普及者?。
k013
言と行動の矛盾
EM菌
比嘉照夫氏は,絶えず共存共栄を唱え、EM普及は既存権益との闘いだと書いている。それであるならば、EM-X GOLDも万寿のしずくとも共存共栄できるはずだ。彼自身が既存権益を守ろうとしている立場になろうとしていると感じる。EMの効果に対しては私は評価するし、最良のEM効果を引き出すための比嘉照夫氏の応用技術の追及、また自然のメカニズムと有用微生物群の関連を探究する本当の意味での科学者、研究者としての彼の努力に対しては尊敬する。ただ、彼自身が知らず知らずのうちに、独裁者になろうとしているのではないか。彼自身が書いている、化学薬品物質のようにヴィ-ルス、害虫を殺すという方法は、耐性菌を生み出し、悪循環となる、EMによりその調和を図り、善循環に導く。そうであるならば、万寿のしずく、あるいはそのほかの商品と共存共栄を図るという政策を EM研究機構も推進するべきなのでは。彼も書いているように微生物の種類,数は天文学的数字、彼はその中から有用微生物群たちを選び出したのなら、消費者たちにも選ぶという権利を与えるべきだし、また両方を飲用するという人たちがいても良い というのが私の意見です。この普及政策の誤りにより、比嘉氏の科学者、応用技術の研究者という功績までをも否定される という矛盾状態に招いていると感じる。
k014
JAMES
EM菌
EM菌批判という際に、いわゆる微生物製剤を指すのか、EMブランドのことを指すのかはっきりさせて欲しいです。
EMというのは沢山ある微生物製剤の一ブランドにすぎず、実際には非常に多くの農家や業者が微生物製剤を有効に使用しています。
それらの微生物製剤も厳密にいえば科学論文になっているわけではないですが、古今の農法というのはほとんどそういったものです。
それを踏まえずに微生物製剤一般を指すような形でEM批判をしても、実際の使用者にはまったく響きません。
農家は論文は出しませんが、みずからの経験と作物の成果としての数字で効果を判定しており、それが問題だというならあらゆる農法が禁止されることになるでしょう。
確かにEMブランドの広報にはおかしなことが多いですが、それでも効果が出れば農家は使用しますし、ピントのズレた批判には耳を貸さなくなるだけです。
その点重々ご注意ください。
ご投稿ありがとうございます。
>それを踏まえずに微生物製剤一般を指すような形でEM批判をしても、実際の使用者にはまったく響きません。
なるほど。確かに本項は農業関係者(従事者)を意識した記述とはなっていませんね。どちらかというと、EMの二次的な使用(医療、啓発分野など)が焦点となっており、「ピントのズレた批判」も頷けます。
こうした問題はこの分野(科学コミュニケーション、科学教育)全般にいえるのでしょうが、「誰を対象とするのか」については繰り返し検討していく課題と思います。
ご指摘感謝いたします。
k015
たもん
EM菌
EM1と言う商品は、砂糖の製造過程で生じる廃糖蜜を希釈して自然放置し条件が整えば自然発酵し乳酸発酵などをする。そして発酵の進行に伴ってPHが低くなり糖分がある程度減少すると発酵は沈静化する。その現象を利用して製造したもので、発酵を促す為に加温したり種菌などを加えたりしたものです。だからEM1と言う商品自体は疑似科学でもニセ科学でもない極ありふれた発酵製品です。ただその様にして出来た物に万能な能力があるように吹聴するにはそれなりの根拠を示す必要があります。その根拠の示し方に異議があり疑似科学とかニセ科学と言われる所以であると思います。このEMに似たようなものでえひめA1などの商品がありますが宣伝内容には大きな差があるように思います。
ご投稿ありがとうございます。
>ただその様にして出来た物に万能な能力があるように吹聴するにはそれなりの根拠を示す必要があります
――おっしゃる通りと思います。
k016
肱川おろし
EM菌
EMというのは、巷にあふれる微生物資材の一つでしかなく、他の資材と比較して必ずしも優位にあるとはいえません。効くときもあれば効かないときもある、という程度です。
こんなことは当たり前のことで、ある圃場で効果があったとしても、土の状態や気温の違いなどから全く効果が見られない事もあります。たった一度だけ試験を行って効果が無かったとかいうのも、似非科学でしょう。
また、EM研究機構が示すデータにしても、その多くが農家などのユーザーが得たもので、彼らユーザーは科学的なデータなどを取るわけがありません。ユーザーからすれば要するに効果があればそれで良いのであって、それには科学的な説明など不要です。ですから、BODの高いEM活性液を川などに散布すると川が逆に汚れるのではないかという批判に対しては、ユーザー側は何も科学的反論が出来なくても使い続けるのです。それは、彼らユーザーはEMを汚れた川などに撒くと水がきれいになった例を見ているからです。
しかし、そもそも微生物の世界など、我々人類の持っている知識はほんの一部に過ぎず、従って科学的説明など不可能です。それを無理に説明しようとしてもそれは仮説でしかなく、その検証すら出来ない。そこでますます疑念が生じるという状態でしょう。最近の比嘉教授の説明を見ているとそう感じられます。
とはいえ、EMの信奉者の数はそれなりのものがあリ、なぜそうなったのかといえば、要するに使ってみたらたまたま効果が出た、というユーザーが増えたということです。
しかしそれは他の資材についても言えることで、例えば飯山一郎氏の乳酸菌を使っても同じような効果はあります。また、”えひめAI”という資材は、愛媛県の職員の曽我部氏が家庭で容易に入手できる材料であるヨーグルト、ドライイースト、納豆を混ぜてみたらEMと同じようなものが出来た、というものですが、彼はその方法を公開し、現代農業誌などでも盛んに取り上げられて農家を中心に使われています。飯山一郎氏も乳酸菌培養法を公開しており、農業でも使われています。特に、玄米から培養する乳酸菌はコストがとても安く、それを大量に摂取すれば高価なEM飲料などよりもはるかに効果があるのです。
EM技術は海外でまず広まり、日本に逆輸入されたといっても過言ではありません。しかし、外国でEM普及に大いなる貢献をし、彼らがいなかったら今のEM技術の普及は無かっただろうとさえ言われた幾人かの人たちを、EM研究機構は非情にも切り捨ててきました。そういった人たちが開拓した市場を横取りしたのではないかという話すらあります。
”見返りを求めないボランティア”をEM研究機構は提唱していながら、彼らそのものは株式会社で営利目的の団体です。EM1の製造法を公開しているわけではありません。EM1はあくまで彼らの収入源の一つです。この点において飯山一郎氏や曽我部氏とは極めて異なるといえます。
自分で簡単に作る資材よりもEMのコストはかなり高めですから、EM技術の将来性は低いと言わざるをえません。今後は、いかに安価に資材が手に入るかがポイントでしょう。
これまで、EM技術の普及は比嘉照夫という一人の人物の主張する根拠によって行われてきました。EM=比嘉照夫、比嘉照夫=EMというわけです。ですので、もし同氏にもしものことがあれば、EM普及活動は雲散霧消してしまう可能性があるのではないでしょうか。これは、あたかも新興宗教の教祖が亡き後、その団体が分裂してしまうというよくある話と同じ現象で、その意味においてEMは”宗教的である”ともいえるでしょう。
ご投稿ありがとうございます。
EM関連団体についての鋭い考察に思います。
>”見返りを求めないボランティア”をEM研究機構は提唱していながら、彼らそのものは株式会社で営利目的の団体です
――これは問題ですよね。”見返りを求めないボランティア”=”文句を言わず働いてくれる信奉者”という位置づけに聞こえます。
EM団体は地域の自治体等に出向いて道徳性を訴えることによって広まっているようですが、こうした団体の”思想的な実態”はあまり知られていないのではないでしょうか。
k017
肱川おろし
EM菌
<バクテリアチーリング(有害金属を無害化)などが既に提案されており、研究も盛んに行われている>という記載がありますが、これはバクテリアリーチング(bacterial leaching)の誤りではないでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
おっしゃる通りでした。
該当箇所訂正いたしました。
ご指摘ありがとうございます。
k018
ジュウレンジャー
EM菌
広島県から
EM菌の水質浄化効果を否定する内容の報告書が
出ているようです。
http://warbler.hatenablog.com/entry/2018/01/24/011739
ご投稿ありがとうございます。
有益な情報提供感謝します。
k019
けん
EM菌
本サイトについて、科学考証力というか、分子生物学等サイエンスに基づく批判があるとよりよくおもうのですが、、
ご投稿ありがとうございます。
分子生物学というと、たとえばどんな感じでしょうか。
k020
no_name
EM菌
内容とは無関係ですが、目次のリンクがグルコサミンのページのものになっているようです。
お手すきの時間に修正いただけると幸いです。
ご指摘ありがとうございます。
申し訳ございませんでした。
修正しました。
k021
科学、科学的という言葉に対するコンプレックスとこの言葉を使う優越感
EM菌
科学、科学的ということを理解している人が何人存在しているのか?微生物たちの世界の歴史は約40億年と言われている。この先 彼らの歴史はまだ伸びるかもしれない。それに比べて私達人間の歴史は何年あるというのだろうか。ましてや私達の科学の歴史は?
宇宙を含めた私達の地球上で不可欠な生物は 微生物であり 人間をも含めたその他の生物ではない。仮に人間の世界が途絶えたとしても、彼らは 異なった生物を また創造するするでしょう。40億年の間 彼らはそれを続けてきたのだから。人間の体内 特に腸内の微生物の重要さは 英国人 Allanna Collen の著書 ”10%Human”、 日本語訳は”あなたの体はは割が細菌”にも詳しく書かれ、これは医学界では常識となっていることです。また Poul G、Falkowski の著書のタイトルは” How Microbes Made Earth Habitable"、日本訳は”微生物が地球をつくった”、このタイトルから内容は理解できると思う。
別府輝彦博士の著書にも書かれている通り、私達人間の科学による微生物世界の解明は 現在のところ約1%程度とも。この度ノーベル賞を受賞された 本庶佑 医学博士 は 生物、生命学の分野では ”まだまだ研究するべき事はたくさん残されている” というような意味のことを言われたと記憶しております。
また 千島喜久男、森下敬一博士たちが提唱している”腸内造血論は、千島博士が提唱されてから 長年を経て、やっとアメリカの研究者たちが つい最近下記のような研究発表を報告しました。イタリアの科学新聞誌上に下記のように掲載されました。
https://scienze.fanpage.it/ce-una-nuova-fabbrica-di-sangue-nel-corpo-umano-ecco-dove-e-stata-scoperta/
日本(多分中国も)人の考え方、生き方は 西洋人のそれに比べて、特に生物、生命学分野での追求、研究は適していると確信します。なぜならば、西洋、中近東における宗教と異なり、私達日本人は自然を神様と崇め、自分たちはその中のほんの一部であることを血の中に持っているから。自然と対決する事を自殺行為に満ちた馬鹿げたことだと理解しているから。
森下博士の言われる、”人間社会が終わるという長い時間をかけても 生命、生物の100%の科学的追求、証明はできないだろう” という言葉に同意します。
長々と書きましたが、 目的は ”科学、科学的という言葉に惑わされないで、もっと意味のあることに対しての批判をあなた方に期待して” です。
最後に、EM菌以外の有用微生物を利用しての良い結果を入手できるかどうかは、私達人間が彼らの生態を理解し、如何に彼等の好む環境を与えることができるかどうかにかかっていると確信します。
k022
パッキー
グルコサミン
通勤の際RCCラジオ(広島の民放)で胡散臭いCM アイハ、タマゴサミンは膝に効く・・・学会で発表?・・・調べてみました。たまご研究会とかで発表?たまご研究会って学会か?なんと企業が主催していた学会でそんなものは学会とは言えません。ネットでタマゴサミンを調べると最初からコマーシャルばかり・・・Wikiでタマゴサミンは削除されていました。でもまだ売ってる・・・いかがですか?
ご投稿ありがとうございます。
タマゴサミン、初めて知りました。
k023
anonymous
ゲルマニウム
有益なサイトのお取りまとめお疲れ様です。
 本記事の修正が望ましいと思われます。少なくとも有機ゲルマニウム(Ge-132)については、「疑似科学」と切って捨てることのできない、それなりのエビデンスは出ていると思われます。私のほうで試しに、Google scholar (ご存知のこととは存じますが、Googleが提供している文献検索サービスです)にて "Ge-132 and effect"で検索をかけましたところ1930件の報告(すべてが原著論文ではございませんが)が見つかりました。これらには、もちろん、浅井ゲルマニウム研究所様以外の組織による報告も多数含まれております。日本語の報告も、それなりに多数でているようですので、管理人様のほうでも検索いただけたらと存じます。
 また、本記事では「ゲルマニウム」と大きくタイトルをつけられており、内服、着用、および温泉による外用と異なる使用法をまとめて論じていらっしゃるため、記事全体に無理が生じているように見受けられます。
 着用に絞って文献を集め、論じられたらいかがかと存じます。
 ご検討いただけますと幸いです。
ご指摘ありがとうございます。
さて、「ゲルマニウム」についてですが、私どもの方でも検索しました。確かに1930件あるようです。
ただ、anoyumous様が具体的にどの研究を受けて、本項の修正(どの部分かも含め)が望ましいと思われたのか、という面をご指摘いただけると対応しやすいかと思います。
本記事は医学領域で用いられるようなシステマティックレビューではありませんので、すべての研究を把握しているわけではないのですが、少なくともここで論じている「ヒトへの健康有効性」という”言説”について、それが医学的、薬学的に示された研究はほとんどないように見受けます。
また、内服、着用のご指摘に関してもよく理解できるのですが、たとえば「内服には効果がないが着用すれば効果がある」といったことであればすぐに対応できるのですが、すでに謳われているゲルマニウム健康関連説側に「説明責任」があり、それらが示されていないのであれば”あえてまとめて論じることに、むしろサイト上の意義がある”とも考えられます。
基本的に「言説」を相手にしているという本サイトの性格上、「わかりやすさ」と「精確性、精密性」はトレードオフの関係にあり、また、分野によっては「あいまいさ」がどうしても付き纏うのですが、それを排除するよりも、バランスを保つことに力点を置こうとすることも意義あることかと……。まぁ、どっちつかずの中途半端になってしまうため、改善が必要なのも確かですが。
(追記)ゲルマニウム記事全体に「まとまりがない」というご指摘には同意です。
k024
anonymous
ゲルマニウム
 ご返答ありがとうございます。
 以下、それを受けましての返信となります。長文となり恐縮ですが、ご参考になれば幸いです。
 具体的に改善が必要と思われる点でございますが「ゲルマニウム万能薬説」を否定すべく管理者様が述べているゲルマニウムの効果と、疑似科学を否定すべく管理者様が”科学的”に論じられている一部の表現について、修正が必要と考えます。
 たとえば、データの再現性の部分において
「有機ゲルマニウムの経口摂取健康効果が一般に流布されて以降、様々な分野の多くの研究者たちが、有機ゲルマニウムの万能性を主張するような実験“としたもの”や研究“を称したもの”を行ってきたが、それらの実態は単なる逸話の積み重ねに過ぎない」
とございますが、総説【引用1】や書籍【引用2】で引用されている研究の多くが、一定の水準を満たした科学研究であると私は考えます(一次資料まであたれておりません、申し訳ございません)。
 データの客観性における
「現在、有機(ここでの「有機」という表記は前述の浅井氏による独自の定義である)ゲルマニウムの人体の健康への有効性研究は、それなりの数が発表されている。しかし、有効であるとされる発表は正統的な医学界や生物学界では見受けられず、その研究は極めて閉鎖的であり、批判的議論が十分になされてないと言える。」
の記述についても同様です。なにをもって"正統的な医学界や生物学界"とするかが明確にされていない以上、この一文は説得力をもたないと思われます。また「有機ゲルマニウム(Organic germanium)」という用語ですが、一般にゲルマニウムと炭素を含む化合物いう意味で使われており、決して浅井ゲルマニウム研究所様だけで使われている用語ではございません。よってデータ収集の理論的妥当性における「有機ゲルマニウムの“有機”が何を意味しているか不明瞭なこともあり、妥当性を評定できるものですらない。」も修正が必要と思われます。
 あと基本的な事ではございますが
「有機ゲルマニウムは免疫系に作用するとしてその根拠を謳っているのだが、有機ゲルマニウムの経口摂取における血中濃度の半減期は8時間ほどであり、また連続投与による蓄積性も認められないため、人体への効果を主に血中濃度に依存する免疫系の医学的効果を期待することはできない。」
につきまして「血中半減期が8時間である」ことと「連続投与による蓄積性がみとめられないこと」→「医学的効果を期待することはできない」というのは論理的につながっておりません。半減期が短くとも効果のある薬剤はございます。蓄積性がなくても効果のある薬剤もあります(というかほとんどです)。
 理論の論理性に述べられております
「インターフェロン誘発作用についても、そもそもインターフェロンがどのようなものか自体、現代医学的観点からもその全容解明はできていない。」
について、たしかに、インターフェロンについては多くの知見が得られておりますが”全容解明”まではないのは確かです。ただ、この記述ではインターフェロン自体があまりよくわかっていないようにとられてしまわないでしょうか。ここでは、「インターフェロンが万病に効く証左はない」程度にとどめておくべきではないでしょうか。この単元のまとめ近くで記載のある「経口摂取による有機ゲルマニウムの論理性には著しい飛躍がある」という記述も「経口摂取による有機ゲルマニウムの万病に対する有効性については、論理の著しい飛躍がある」としたほうがよろしいかと存じます。
 論理の体系性の中で「現代医学の体系性」について述べておられますが、これは一般的なものでしょうか?それであれば、出典が明記されるべきだと考えます。また、「人間は恒温動物であるため、」と「外的な環境の変化に内的な変容によってその恒常性を保つ必要があり」とありますが、変温動物でも恒常性を保つ必要はあります。「そのための構成要素として上述の三つにカテゴライズしている。 」の記述は意味が不明です。
 私個人も、効果が定かではないゲルマニウム化合物を万病に効くよう偽って商売のネタにすることは、いかがなものかと考えており、管理者様と思うところは一緒だと思っております。ただ、科学性を評定するサイトとしては、わかりやすく、論理的に、かつ正確に文章を書き進めていく必要があるのではと考えます。私自身は科学コミュニケーションについては素人でありますので、差し出がましい意見とは存じますが、ご検討賜れましたら幸いです。
【引用1】L. G. Menchikov and M. A. Ignatenko(2013) "Organogermanium, biological activity of. Molecular-biological problems of drug design and mechanism of drug action." Pharmaceutical Chemistry Journal 46: 635-638.
【引用2】E. Lukevics and L. Ignatovich(2005)"32Ge biological activity of organogermanium compounds"in M. Gielen and E. R. T. Tiekink (eds.), Metallo Therapeutic Drugs and Metal-Based Diagnostic Agents. The Use of Metals in Medicine, J. Wiley, Chichester, England, Vol. 15, pp. 279 – 295.
お返事遅れました。
大変鋭いご指摘に敬服しています。恥ずかしながら、もっと表面的な批判だと決めつけておりました。これだけ深く読みこんでいただき感謝しております。
自身でも全体を読み返しましたが、問題はこちらの立論の仕方でしたね。あまり良い出来ではなかったということを再認識いたしました。
(以下、個別のご指摘に関する返信です。)
まず、基本的な誤りについて
>半減期が短くとも効果のある薬剤はございます。蓄積性がなくても効果のある薬剤もあります(というかほとんどです)。
>また、「人間は恒温動物であるため、」と「外的な環境の変化に内的な変容によってその恒常性を保つ必要があり」とありますが、変温動物でも恒常性を保つ必要はあります。「そのための構成要素として上述の三つにカテゴライズしている。 」の記述は意味が不明です。
――まったくおっしゃる通りです。修正いたします。
次に、記述の問題について
>ただ、この記述ではインターフェロン自体があまりよくわかっていないようにとられてしまわないでしょうか。ここでは、「インターフェロンが万病に効く証左はない」程度にとどめておくべきではないでしょうか。
――これは、ゲルマニウム言説側(浅井研究所はじめ)が積極的にインターフェロンを強調していることを意識した記述だったのですが、読み手によっては違和感があるということですね。挙げていただいた表現に修正します。
>「経口摂取による有機ゲルマニウムの論理性には著しい飛躍がある」という記述も「経口摂取による有機ゲルマニウムの万病に対する有効性については、論理の著しい飛躍がある」としたほうがよろしいかと存じます。
――そうですね。これも改訂いたします。
>なにをもって"正統的な医学界や生物学界"とするかが明確にされていない以上、この一文は説得力をもたないと思われます。
――それ以前にまず、「正統的な」という表現が強すぎるのもあるのでしょうね。対応します。
有機ゲルマニウムについて
>総説【引用1】や書籍【引用2】で引用されている研究の多くが、一定の水準を満たした科学研究であると私は考えます(一次資料まであたれておりません、申し訳ございません)。
>また「有機ゲルマニウム(Organic germanium)」という用語ですが、一般にゲルマニウムと炭素を含む化合物いう意味で使われており、決して浅井ゲルマニウム研究所様だけで使われている用語ではございません。
――根本的に改訂が必要かもしれませんね。こちら側が、「アサイゲルマニウム」の問題として捉えなおすべきかもしれません。
(参考までに)
http://www.vanguard-taiyo.jp/about/asai_germanium.html
http://www.asai-fc.com/agerma/faq.html
 ひとまず、基本的な誤り、表現等の修正は早急に行います。ただ、本質的な問題は別にありそうです。これではむしろ、ディスコミュニケーションを増長してしまいそうですね苦笑。
(追記)ご指摘を受け、評定をアサイゲルマニウムに特化した形式で大幅に書き直しました(「有機」という表記も極力避けました)。前よりはましになったと思いますが、まだ不十分な点があれば再度ご指摘ください。丁寧かつ、的確なご批判ありがとうございます。
k025
anonymous
ゲルマニウム
 改稿された記事を拝読いたしました。さっそく意見を反映していただきありがとうございます。
 一読しての感想でございますが、プロパゲルマニウムの除外に関する記述が非常に重複しており、リーダビリティーを低くする要因となっていると感じました。「語句説明」のところで、半導体としてのゲルマニウムの有用性を除外していらっしゃるように、プロパゲルマニウムについても以下で論じない旨を記載するとすっきりするのではと存じます。
 以前の稿では漠然とゲルマニウム万能説を批評されていた印象でしたが、本稿では、浅井ゲルマニウム研究所様の研究内容を否定的に述べられている印象をとても強く受けました。ただ、浅井ゲルマニウム研究所様のWebページを拝見するに、それほど、奇想天外な研究機関ではない印象を受けました。一部の記載に、研究により得られた一部の生体影響をもとにゲルマニウムの万能性をほのめかすような記述もございますが(「アサイゲルマニウムの有用性研究について(文献の紹介)」の欄)、少なくとも疑似科学として糾弾されるようなレベルではないと私個人としては感じました。一方で、それを取り扱っている健康食品会社のほうは浅井ゲルマニウム研究所様のデータを利用しつつミスリードを誘うような目に余る記述が多い印象を受けます(おそらく薬事法に抵触しないように工夫はしているようです)。
 本Webページのような活動を行われてますと、場合によっては名誉棄損での訴訟等にもつながる可能性もあります。もちろん社会正義の観点や言論の自由の観点からも、必要に応じて批評は必要であると考えますが、特定の施設や人物について言及なされる際には、慎重に筆を進められることをお勧めいたします。とりいそぎ、老婆心ながらコメントさせていただきました。
ご意見ありがとうございます。
そうですね。今回の修正でひとまずの骨子は整えたつもりですので、近く、また再修正します。
アサイゲルマニウムについて、これは個人的な印象にすぎないのですが、HPはかなり”まし”なほうで、書籍や関連製品、普及活動などはもう少し過激です。
事業者側との対話(議論)もサイトの狙いの一つであるため、個別具体例への言及もある程度楽観視している意味(積極的な参画を促すこと)もあります。ですがやはり、慎重になるべき部分はそうするべきですね。ご忠言、ありがたく承ります。
k026
サクラ
ゲルマニウム
なにやら難しい話を見ました。今日は北海道旅行から戻ったところです。泊まったお宿から試供品として浅井フーズクリエイションの化粧品をもらいました。そこにはゲルマニュームとあったので
もしかしたらサプリもあるのかとネット検索。そこで浅井ゲルマニュームにたどりついたわけです。やり取りの中に健康食品としての云々とありました。
先日、病気を持つ私は自然食品のお店から、有機バイオゲルマニュームを進められ6錠を毎日飲むようにと進められました。
フェアユング販売者。オーガニックバイオゲルマニューム特許2737636JPN.特許117638KOR.特許5792646USA.とあります。
しかし、水溶性でないと体内に悪いようなことですね。カプセルになっています。値段も16000円。
私は病気になりましたが、健康診断はAランク。病気をした、といわないとどこも悪くはありません。
どこかが悪かったから病気になったのですが。
私の相談はゲルマニュームはサプリとしてこれから愛用?してもよいのか、ということのみです。よろしくお願いします。
ご投稿ありがとうございます。
現在までのところ、サプリメント形式のゲルマニウムについての健康有効性ははっきりしていないようです。
ただ、ご病気がどのようなものかはわかりませんので、主治医に相談されるのもよいかと思います。
k027
rabitan
ゲルマニウム
リンクされている浅井ゲルマニウムのホームペーシを見ました。
サイトの中に、アサイゲルマニウムについての研究を行った数々の機関とありました。
名だたる国立大学など多くの大学名(医学部)が見受けられますが、その結果を確認されたのでしょうか?
このサイトが、科学性評定とされていますので、確認されないと評定と呼べないと思います。
(普通に考えて、企業として虚偽であれば、サイトにも出さないと思いますが・・・)
健康食品としている以上、結果と紐付ければ、薬で無い以上薬事法に抵触するから出せないと思われますが、その辺りは確認されたのでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
浅井ゲルマニウムの問題はまさにそこで、大学などの「権威」を利用しているように”見える”ことでしょうか。
多くの場合、「研究」を”大学が一丸となって”行うことはほとんどありえず(研究者一人一人、考え方が違うのがふつうですから)、同じような考えを持つ者同士が「グループ」を組み、その考えに賛同する「(国も含む)スポンサー」から研究費を得て研究を進めるのが一般的でしょうか。
そのため、研究の成果よりも「肩書き」が先行しすぎるというのも、問題となる可能性を含みます(この指摘は、本サイトにも返ってくるものではありますが)。
浅井ゲルマニウムの場合、何らかの格別な健康効果を謳われるならば、最低でも「トクホ」、できれば医薬品として正当な手続きを経てから、消費者の手に届いてほしいと”むしろ”願っているのですが。
k028
rabitan
ゲルマニウム
すみませんが、質問の回答はされていませんね。
では
「権威を利用しているように見えるから、明治大学の権威で科学的評定サイトとして公開しているので、企業のサイトに出ている各大学名のその研究成果(エビデンス)を確認したのでしょうか?」となります。
その成果の確認をした上で、判断する事が科学評定では無いのでしょうか?
※このサイトの【活性水素水】の部分を、科学評定として1大学名と1教授の主張を倫理の理論性に出されています。
トクホや医薬品にする事が、正当な手続きと言われていますが、それを判断するのは、お金を出す人や当事者の判断の気がします。
※トクホでの個別許可を得るた為のヒト試験だけで、数億かかると聞いた事があります。医薬品だと更に桁が違うようです。
また、トクホでも、過去にエコナ問題で回収・取り消しがあったり、現在でも、規格基準型トクホで取り消しになったりしているようです。
これらの費用が、まだ安価であれば、この科学性評定サイトにある項目品の中に、医療費削減に繋がる物が実際に多く埋もれている可能性があると感じてています。
浅井ゲルマニウムについてのご指摘ですが、
>権威を利用しているように見えるから、明治大学の権威で科学的評定サイトとして公開しているので、企業のサイトに出ている各大学名のその研究成果(エビデンス)を確認したのでしょうか?」となります。
――すみません。質問の意図をいまいちつかめていないのですが、私が言いたかったのは「(本サイトを含め、)効果の実態よりも権威を利用して商品の信頼を得ようとしている(ようにみえる)のであれば、それを”見抜く視野”を磨くことは大切ですよね」ということです。
要するに浅井ゲルマニウムの場合ですと、「〇〇大学と共同研究を行った」という「宣伝」のほうが「効果の実態」よりも先行しているのではないか?、という指摘です(同様に本サイトの評定の信頼性ですが、内容は一応”調査のうえで”のものですが、精度が低い、あるいは明確な誤りがあるなどについては、「この記述はこう変えたほうが良い」などとご指摘くだされば幸いです)。
>トクホや医薬品にする事が、正当な手続きと言われていますが、それを判断するのは、お金を出す人や当事者の判断の気がします。
――このご意見自体はもっともなのですが、現状、というか実際問題、医薬品などの「正当とされる手続き」が”現にある”わけで、それを効果の担保における一つの判断基準にするのは自然な感覚かと思います。むしろ、そうした当事者の判断を助ける「科学的リテラシー」の向上を目指すのが本サイトの目的でもあります。
ちなみに、極論すると、「〇〇大学と共同でこうこうこういう研究を行った」というだけのものなら世の中履いて捨てるほどあって、しかし、そうしたことを「信頼の担保」として商品等を販売するのであれば、これは消費者に対してかなり無責任なのではないでしょうか(医薬品として認証されたもの以外は”絶対に認めない”という意味ではありません)。
なので、その中から「効果の確かさ」をきちんと実証できたものが制度的な支えを得る、としておく態度も一方では必要かと思います。
実際のところ、「〇〇大学と共同研究を行った」は、”まぁ話半分に聞いておく”というのが、少なくとも医療・健康情報の分野での適当な態度かもしれません。
[追記]
申し訳ありません。本来の質問内容に触れていませんでした。本サイトの評定はいわゆるシステマティックレビューではありませんので、浅井ゲルマニウム研究所にて記載されている委託研究大学との研究成果すべてを確認しているわけではありません(というより、大学名の記述だけでは確認するのは困難です)。上の記述は、これだけの研究を行っていて、見える形で成果が出されていないことを疑問視しているとご認識ください。
k029
HASE
ゲルマニウム
『1:安全性』および『2:発汗作用』について
(エビデンスを元にした評価サイトはとても有益で参考にさせてもらっています。感謝)
1:ネットを僕のような一般人が調べると『安全と危険』という情報が『濃度や摂取量の記載もなく』書かれています。処方薬としてのゲルマニウム(以下Ge)を見ると副作用が書かれているので飲んだ時の有毒性の参考になるのですが、お風呂に入れた場合(皮膚についた時)の有毒性(濃度などの目安)に関する情報があったら知りたいです。
2:入浴剤としてGeの粉末を使ったことがあります。あまり期待せず入浴したところ思いのほか発汗があり動悸がするくらいで少し怖くなりました。これだけでは1人の感想にすぎないのですが、ネットを見る限りは同じような感想を持った人がけっこういるようです。
そこでGeの発汗作用についての研究などがあったら知りたいのと、もし温泉程度の効果が認められるのであれば、その部分に関しては記載してもいいような気がしています。
(忙しいと思いますので可能ならば回答して下さい)
ご投稿ありがとうございます。
なるほど。発汗作用ですか。調べてみます。
有毒性については、「効くかどうかはともかく、きちんとした実験にて安全性が確かめられていない」としか言いようがないかもしれません。たとえば、一気に大量摂取したらどうなるか、などはわかりませんね。
k030
sumie
ゲルマニウム
こんにちは
お忙しいところ質問させて頂きます。
1週間程前より 有機ゲルマニウムの
サプリメントを飲み始めました。
ネットで 無機ゲルマニウムの死亡例が
あった事が 書かれてありました。
そして 調べるうちに
たとえ有機ゲルマニウムであろうとも
経口摂取により健康障害や死亡例が
報告されているため、
絶対の安全性は確立されていない
という事が書かれてあり
有機ゲルマニウムのサプリメントを
扱っている業者に問い合わせると
有機ゲルマニウムで そのような事が
おきた事は 解らないとの応えてであったり
昔 無機ゲルマニウムで死亡したという時代に
有機ゲルマニウムと称して
実は 無機ゲルマニウムだったので
そのような 言い方で書かれてしまったのでは
ないか…という 応えだったりしましたが
本当のところ
有機ゲルマニウムで死亡や
重篤な副作用が おきる事は
あるのでしょうか?
お返事 頂けると助かります
よろしくお願いいたします
ご投稿ありがとうございます。
お返事遅れてすみません。
調査したところ、いくつか事例報告があるようです。英語文献ですが、よければご参照ください。
①Tao, Bolger. 1997 Hazard assessment of germanium supplements. Regul Toxicol Pharmacol. 25(3):211-9.
②van der Spoel, et al. 1990 Dangers of dietary germanium supplements. Lancet. 336(8707):117.
そもそも有機ゲルマニウムは日本で流行っている独特の事象のようで、海外ではそれを不思議とみる向きもあるようです。なお現在、調査結果を基に本評定も改訂中です。
k031
yamamoto
ゲルマニウム
質問の重複になったら申し訳ございません。
三共製薬から発売されているセロシオン(プロパゲルマニウム)(C6H10Ge2O7)nは、PubMED ID15165414 Germane facts about germanium sesquioxide: I. Chemistry and anticancer properties.で述べられている「ゲルマニウム粉末(浅井ゲルマニウム含む)」と同じものでしょうか?
お返事遅れてすみません。
当該文献、セロシオンの添付資料を読みましたが、プロパゲルマニウムとアサイゲルマニウムは、構造式上は同一のものと考えられますが、実態は異なっていると思われます(というかよくわかりません)。
アサイゲルマニウムでは「水に溶ける」といわれていますが、一般にプロパゲルマニウムは水に溶けにくいようです。
ご参考までに:https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail979.html
k032
メメント
ゲルマニウム
雑誌とかにある変なパワーストーンも
扱って見てほしい
ご投稿ありがとうございます。
「事典」ではすでに扱っているのですが、個別の商品となると評定は難しいですね。
https://gijika.com/rate/encyclopedia.html#parentHorizontalTab6
k033
tk421
温泉
「温泉」というものの定義が曖昧であることが改めて理解できました。
温泉も「入浴(温水に浸かる」の一種と考えれば、確かに体温を上昇させたり、リラックスするといった実感を伴う効果は期待できると思います。
また、評定文にも書かれておられるように「文化」「伝統」といった側面で見るなら、例えば「湯治」のように疾患の治癒や改善を期待して温泉を利用する歴史は古いですし、リウマチに苦しむ動物園の像をヘリで輸送し、北海道の温泉に浸からせた事例もありますね。
ただ、泉質や、それに伴う各種効果効能となると、疑問は多いです。
多くの温泉では様々な皮膚疾患や疾病の改善が謳われており、その文化は家庭で使用する「入浴剤」の裏書きにも見て取れます。
私の親の世代になりますが、重い内蔵疾患を患った方がいました。
医師の勧める投薬治療や外科手術を拒み、その方の病に「効く」と言われる温泉での湯治で回復しようとされました。
その方は快方に向かうことなく亡くなってしまいましたが、ここまでの例に及ばなくとも、一般的な市民は「温泉には様々な効果効能がある」という認識になってしまっていると思います。
健康であれば、ちょっとした息抜きに温泉地へ旅行に行く程度の感覚でしょうが、重篤な病を抱え、その改善や治癒を期待して「温泉」を選択する人も少なからずいることを考えると、より深い科学的考証がなされて、近視眼的に、温泉を含めた「健康療法」に流されてしまわないよう認知されることを願うばかりです。
ご投稿ありがとうございます。
ご意見、感謝いたします。
私もまったく同意見です。
日本人に限らずですが、やはり「自然」へのあこがれや信奉のようなものが少なからずあるということだと思います。これは「自然」より「人口」のほうが良いということではなくて、「自然」に対してはなぜか盲目的になるという人の信念体系が背景にあるのだと思います。
k034
s5tnaka
水からの伝言
燃料電池 (以下,FC)の水素保存形態について評定をお願いしたい.
次世代の分散形エネルギーの一つに FC発電が有力視されているが,その安全・安心を確保・維持する為のコストが問題になっている.
当面は,純水素ガスを特殊構造の超高圧ボンベに詰め,輸送・保管して利用することになっているが,長期に亘る保存環境では,純水素による同ボンベの水素脆化が懸念されている.
この問題を解決する方法の一つに OMASA-GAS (酸水素水クラスタ)があるが,Wikipediaでは"疑似科学と詐欺"の次に紹介された上,環境省資金の外部研究で,純水素ガスの FC利用に比べ,否定的な検討結果を出されている.
http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/publications/annual/heisei/h17-pdf/p-1/h17/gaibu/4-1.pdf
この酸水素水クラスタ形態による FC向け水素保管法の評定をお願いしたい.
s5tnaka様
ご投稿ありがとうございます。
「水ビジネス」に関しましては現在調査中です。かなり幅の広い、しかも根の深い問題でありますので、現在皆様からの情報を募っております。
ご指摘にありました「燃料電池の水素保存状態」につきましてもさらに詳しい知識や情報をお持ちでしたらお寄せいただければと考えております。
よろしくお願いします。
k035
あるとら
水からの伝言
 私はペットショップに勤務しています。先日行われたペットの展示会でバイヤーが、家庭で電荷水を作ることの出来るペット用品を大量に買い付けてきました。
 電荷水とは「水道水に電気を負荷することで口の中の口臭や原因菌を吸着しやすくなる」(メーカーカタログより原文ママ)というものらしいのですが、ネットで検索しても、キチンと説明がなされているサイトが見当たりません。
 そこでお伺いしたいのですが、「電荷水」とはいったいどのような物なのでしょうか?科学的根拠があるものなのでしょうか?
 商品を販売する立場とし、お客様に信用のデキナイ物を売りたくはありませんし、詐欺の片棒を担ぐような真似もしたくありません。
 評定をお願いします。
あるとら様
直接的な回答ではなく心苦しいのですが・・・、
季刊『理科の探求』左巻健男 2015春号
特集 ニセ科学を斬る!リターンズ p50-109
この中の特に、
p92-97 ニセ科学水商売業者との裁判 天羽優子
P104-109 疑え!グラフ 大西淳子
にご要望の回答に近い記事が掲載されているかと思います。よければ一度ご覧下さいませ。
k036
ご質問
水からの伝言
これと似た話で(あるいは全然似てないのかもしれませんが)植物に「綺麗な花を咲かせて」とか「美味しい実を実らせて」と声をかけるとそのとおりになるという話は、どうなのでしょうか?
ご投稿ありがとうございます。
お話の件に関しまして、依頼項目として追加させていただきたいのですが、具体的な「名称」はご存じないでしょうか?(もしくは、調査のとっかかりになりそうなヒントがあれば……)
もしご存知であれば、お教え願えればと思います。
よろしくお願いいたします。
k037
ご質問
水からの伝言
10/21 02:38:46に投稿した者です。
せっかくご返信いただいていたのに、確認が遅くなってしまい申し訳ありません。
水からの伝言のように書籍等で発表されたというより一般によく言われる話という感じで「名称」は特にないと思いますが、敢えて命名するなら「植物への声掛け」といった感じでしょうか。
ヒントになるかどうか分かりませんが、何となくそんなこともあるような気がしてしまう人が(私自身を含め)結構いるのではないかと思い、その科学性を評定していただきたいと考えた次第です。
因みに自分の考えをよく分析すると、科学的に正しいと思うことと観念的(宗教的?)に正しいと思うことを意外と混同しがちなのかな、と思いました。(後者で正しいと思い込むと、前者で正しくないと考えるのが難しくなる)
もう少し例を挙げると、ジャムおじさんがパンを作る時「美味しくなぁれ」と生地に声を掛けながら捏ねることや、ふざけて本を床に投げた娘に「本が痛がってるよ、投げちゃ可哀想だよ」みたいな言い方をするのも上記と同じ感覚があり、併せて考察いただければ幸いです。
いえいえ。お返事ありがとうございます。
なるほど。大変貴重なご意見です。ありがとうございます。
後はそれを具体化するために、どのような方策をとればよいか、ですね。
たとえば、「名称」がないものに対し、こちらがそれを”与える”と、かえって逆効果になることもあるかもしれません。それが、科学コミュニケーションの難しいところなのですが、このサイトはそういった問題を解決するための方法論を話し合う「場」を目指しておりますので、お考えになられていることや方策など、どんどんご投稿ください。
「植物への声かけ」については、こちらのほうで予備調査してみます(何か、固有の名称があるかもしれせんし)。
k038
ユウリ
水からの伝言
横入りですが、「植物への声掛け」というカテゴリには植物にクラシック音楽を聴かせて生育を良くすると考えてる人達も含まれる気がします。
「波動」という考えが何物であるか、特定の周波数が生き物に何らかの影響を及ぼすと考えてる人達は一定数いるような気がします。
イルカにセラピー効果があるとか、音叉で身体の不調を治すとか。
ご投稿ありがとうございます。
ご指摘の通りと思います。「波動」や「量子」などの語感に何らかの”魅力”があるのでしょうね。
k039
たもん
水からの伝言
江本勝さんの言う「水からの伝言」は、江本勝さんの「自らの伝言」なのです。「水からの伝言」と言うからこのブログの対象になるのです。「自らの伝言」なら只の戯言です。ブログ主様はどう思いますか?
ご投稿ありがとうございます。
「自らの伝言」うまい言い換えですね。
ご指摘わかります。
実際のところ「水からの伝言」のような主張は履いて捨てるほどありますが、この問題がここまで話題になったのは学校教育の場に用いられたという経緯が大きいように思います。
k040
那月ルミ
水からの伝言
『水からの伝言』が疑似科学などではないとする科学者の記事を読みましたので、ご存知かと思いますが転写させていただきます。
ワシントン大学生物工学科教授のジェラルド・ポラック博士は、世界でもトップレベルの水の科学者のお一人であり、過去10年にわたって、毎年世界中から水の科学者・研究者が一堂に会する「物理学・化学・生物学における水に関する年次会議」の議長をされています。
 また科学専門誌「WATER」の創設メンバー兼編集長もされてきています。
 ポラック博士は、世界一流の科学者でありながら、故・江本勝会長の著書『水からの伝言』を高く評価してくださっています。
『水からの伝言』では、水にさまざまな処理を加えた後で、その水を凍結し、形成される氷の結晶の形を観察する実験を積み重ねることによって、「水はさまざまな情報を記憶する可能性がある」ということを示唆してきています。
 『水からの伝言』は疑似科学ではないかもしれないという興味深い記事でしたので、ご存知かと思いましたが転写させていただきました。
『水からの伝言』は科学書としてではなく、一般の方に向けた啓蒙書として書かれたものであり、江本勝会長自身も科学者ではなかったため、この結果について、一部の科学者たちから、「水が情報を記憶するはずがない」「非科学的である」と言った批判を受けてきました。
 ところが、ポラック博士が提唱している『第四の水の相』という新しい水の姿を考慮すると、「水には情報を記憶する可能性がある」ということが、極めて科学的に推測されるのです。
 そのため、ポラック博士自身、江本会長の仕事に関して、「江本博士が始めたスピリチュアルな面での仕事と、私たちが行っている科学的な研究の間には、とても密接な関係があります。お互いにとてもよく対応していると思います」と言ってます。
http://hado.com/water-memory/4th/
ご投稿ありがとうございます。
>『第四の水の相』という新しい水の姿を考慮すると、「水には情報を記憶する可能性がある」ということが、極めて科学的に推測されるのです。
――そうですね。今後、科学的な実証研究によって示されるのであれば、こうした可能性も出てくるかもしれませんね。
ただ、リンク先を拝見したところ、「株式会社IHM」(※江本氏が創業した会社で『水からの伝言』の出版元)からの情報であり、そのあたりの信頼性には慎重になるべきとは思いますが。
k041
koko
水からの伝言
量子スケールの観点からはどうでしょうか。
種子が芽吹き、細胞が分裂していく過程においては、根源的には量子論的な確率過程が存在すると思いますが、そこに意思を伴う観測行為は全く影響しないのでしょうか。
ご投稿ありがとうございます。
「量子スケールの観点」というのがよくわからないのですが、水からの伝言の問題は、「きれいな言葉」「きれいな結晶」というあいまいさが伴う判断を実証的科学の土壌で主張している(ように見える)ことかと思います。
k042
水からの伝言
水が言葉を理解して反応してるんではなくて実験してる人の言葉と其れを意識で思ってる事に反応してるんだろう
否定的な人が実験しても再現性は得られないと思われる
はなからバカにしてる人とかが実験しても其れ相応の結晶しか出来ないと思うよ
自分の現実は自分の脳が創っている
基本的には脳が深層意識で信じた通りにしか成らないから
言葉一つじゃ弱いなら同じ言葉を大量に書き連ねてみたらどうなるか
紙にいっぱい書くか
PCで大量にコピーしてメモリーカード等に入れるとかDVDでもいいから実験してみよう
否定しか出来ない偏った人は実験には不向きだけど
脳が創る現実に果たして介入出来るかどうか
k043
ならなしとり
有機農業
そもそも何をして農地が原生林より脆弱と判断されているのでしょうか?
判断基準が不明確です。
また水田や畑が単調とはどういうことでしょうか?
単調=生物種の数であるならば、環境省のレッドリストに載る動植物の多くが水田や畑といった里山生態系に生息する生き物であるという事実をどうお考えでしょうか。
そもそも複雑であるなら外敵に強いのであればガラパゴスで外来生物が猛威を振るうなどありえないはずではないですか?
k044
K
有機農業
有機農業には「自然環境との調和」と「安全で良質な農産物」という2つの側面があるのに対して、日本では主に後者が尊重されているという印象があります。この傾向は海外でも同じなんでしょうか?
K様
ご投稿ありがとうございます。
ご指摘の通り、現在の日本では後者に重きを置いている風潮が見受けられます。ただ海外に関しましては、たとえば有機農業の先進国といわれるキューバやフィンランドでは前者のような考え方も認知されているようです(キューバに関してはそれ以上に経済的な意味合いが強かったようですが)
k045
ひろし
有機農業
素晴らしいサイトですね。
多くの人に目にして欲しいものです。
さて、誤字では無いか?と言う箇所を発見したので指摘させてください。
理論の体系性の中にある
慣行農業では化学肥料により害虫を駆除するため、
の化学肥料は農薬となるべき箇所では無いでしょうか?
ご確認くださいませ。
ひろし様
ご投稿ありがとうございます。
ご指摘の通りです。
修正しました。ありがとうございます。
k046
>ならなしとりとやらへ
有機農業
>複雑であるなら外敵に強いので
まず貴殿には,この因果関係をデータに基づき
客観的に証明する義務がある。
それができないのなら,生態学の基礎を学んでから
発言しなさい。
k047
ゆーじ
有機農業
島根県のワサビ農家です。
慣行農法、有機農法、自然農法、全て試しています。
以下の指摘、妙に納得です。
>そもそも農業とは山を切り崩し、
>森林を伐採して人間の都合によって自然を改変した
>『工場』である。
>中略
> 結局は自然環境への人間のコントロールの強弱の
> 差異であることを忘れてはならない。
ゆーじ様
ご投稿ありがとうございます。
農業の専門家様のご意見は大変貴重でございます。
疑問、批判、情報等ございましたらお気軽にコメント下さいませ。
ありがとうございます。
k048
anonymous
有機農業
 些末なことですが誤記についての指摘です。
 「理論の論理性」の中に記載がございますダイコンの成分ですが、アリルイソチオシアネート(allyl isothiocyanate)が正しい表記だと思われます。
 2か所、当該物質に触れておられますが、いずれも「アリルイソチシアネート」、「アリルイソチアネート」と誤記になっているかと思われます。
 サイト全体を拝見いたしましたところ、様々な文献を渉猟され、有意義な内容になっていると感心いたしました。資料充実の一助となれば幸いです。
anonymous様
ご投稿ありがとうございます。
確認しました。見事に誤字でした苦笑
直しておきます。
ありがとうございます。今後とも、本研究をよろしくお願いいたします。
k049
lunatic
有機農業
「農林水産省によって定められた定義によると、有機農業とは化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業のことをいう。」とありますが、通常、有機農法(英語での「オーガニック」あるいは「ビオロジック」)とは、化学肥料と比較して、有機肥料を使用する農法のことを言うのではないでしょうか。農薬を使わない農法は、無農薬栽培と呼ばれると思います。本論で用いられた定義は、JAS規格での有機農業(JAS有機とも呼ばれる)から、一部分だけを抜いてきたものではないかと思われますが、有機肥料と無農薬の効果は全く異なるので、それらを一緒に議論することはできないと思います。もしJAS有機を有機農業の定義にすると、上記のように「組換えDNA技術を用いて生産されたものでない」ことまで無農薬農業の定義になってしまいますが、これは「有機農業と対立し比較される『遺伝子組み換え技術』」という記載及びその節の内容と矛盾しています。また、JAS有機では一部の農薬の使用が認められていますので、農薬を使用しないという定義にあてはまりません。「有機農業の基本的な技術や定義は確立されており、」とありますが、本論でも定義が不正確になっていると思います。このように、JAS有機と通常の有機農業、あるいは無化学肥料と無農薬を一緒に議論することは、似非科学と同様に、正当な科学的主張の信頼性を失わせるように思いますが、この点はどのようにお考えでしょうか。また、定義の不正確さからくると思われる「組換えDNA技術」に関する上記矛盾(少なくとも記載の不正確さ)については、いかがでしょうか。全体に不正確な記載が目立つように感じ、個人的には、定義をもっと明確にし、無化学肥料や無農薬のそれぞれについて、もっと正確で奥深い議論をしていただきたかったと思います。
ご指摘ありがとうございます。
かなり造詣の深いご意見ありがとうございます。
「理論によるデータ予測性」の項目について、こちらとしては、一般通念(あるいは言説)として、を意図したものだったのですが、確かにおっしゃる通りに読めてしまいますね。
当該箇所については、「言説として」という意図をより強調するように改訂します。
また、本研究は科学コミュニケーションに座した研究でして、閲覧者様がたの意見によって内容が充実する、というものを目指しております。なので、むしろ評定内容や記述については「こうこうこうしたほうがいいのではないか」という指摘を歓迎していますので、そうした情報提供などあれば、ぜひよろしくお願いいたします。
k050
スー
有機農業
「農林水産省によって定められた定義によると、有機農業とは(後略)」この定義は破綻しています。
 分かりやすい例として特定農薬「重曹」があります。販売されている重曹はほとんど化学合成されたものです(近所の販売店数軒で現物確認し表記と単価で判断しました)。もちろん天然の重曹も販売されています。しかし、農水省特別栽培農産物では矛盾を重ね張りしないために「天然の重曹に限る」とは書かれていません。
 明文化され公開されている法律上でさえ矛盾があるのですから、世間一般に自分勝手な有機農業があっても不思議はありません。
 特定農薬を規定する過程で、農水省は「水」を例外にしました。「水」は場合によっては農薬取締法の農薬の定義に当てはまります。「水」を例外にした時の農水省のコメントは無理な言い訳的でしたが、明確に例外を宣言できたことは大変良いことです。
 農薬とは何か?を説明する時、「水は農薬として使えます」というのも一つの方法です。宗教的(もしくは哲学的)な有機農産物狂信者にもこの水の例は納得してもらえます。水を例にして、何を基準にして安全と言うのか掘り下げると、有機農産物へのこだわりが減ると私は思います。
ご投稿ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
「言説」と「農水省による有機農業の定義」はかけ離れているのが実態だと思います。
そういう意味で、評定内にも誤解を招く記述が多々あるかと思います。また、科学コミュニケーションの研究として、「専門知識」を有している方々の「この記述はこのように書き直したほうがよい」などのご指摘も歓迎しています。ぜひよろしくお願いいたします。
k051
ミントまま
有機農業
江戸時代は無農薬が当たり前でも、生産できて生活できてたわけですよね。
今は土地の栄養が農薬や窒素化合物などによって下がっていることもあるけど、やろうと思えばできなくも無いでしょう。
んまあそれを勧めたのは科学という名の人間のエゴだと思ってしまいますがね。殺虫剤についても、虫を殺して終わりじゃなくて、何故ついてしまったのか?を考えるのが大切なんじゃないのかなって思うのですが。
k052
ナッカ
有機農業
まあ有害な農薬を広くばらまいてた時もありますからね。
対人・環境テロとして敵意がたまってた事もあるんでしょう。
農薬自体は江戸所か紀元前より大分古代から存在して人類が試行錯誤してきたんですが、知らない又は農薬被害にあった人の感覚だと農薬の定義が狭いみたいなんですよね。
遺伝子組み換え
グルテン中毒がはやってますが此は元から分かっていて、飢餓に対処する為に量産性を優先したらしいのですが………
未発見の症状が怖いけれども、自然界でも急な遺伝子組み換えは起こりますし何ともいえないですね。
k053
聞いた話
有機農業
有機農業はそもそもシュタイナー教育から始まっていて,圃場,農場,学校をひとつの生命体(organism)と考えその範囲で閉鎖農業ができるという発想だったと思います.
つまり「人件費タダ」でないと成立しません.
また,ワイン農家では「硫黄による薫蒸」も「ボルドー液の使用」も「伝統的な有機農法」です.
また,亜寒帯の欧州か,人件費が安く,人海戦術が取れる熱帯以外では病害虫で成立しにくいです.
ビオデュナミになると「ワインの澱は新月の夜に下ろす」とか殆んどオカルトの世界です.
ご投稿ありがとうございます。
なるほど。参考になります。
シュタイナー教育から、どういう文脈をたどって現在の形に構成されてきたのでしょうね。

最終更新日: 2019年02月27日